■これまでのあらすじ
主人公・ライコミは、夫の転勤で義実家に引っ越した後、隣人のミドリと親しくなります。しかし、ミドリの長女ミズキが進学を希望するのに対し、ミドリは反対していました。ライコミは、ミドリがミズキの奨学金を搾取し、また自分の長男と結婚させたいと主張していることを知ります。ライコミがこれらの問題をミドリの夫に伝えると、翌日夫婦揃って謝罪を受けました。ミドリが実母から仕送りを強要されていたことが判明したのです。ミドリ夫婦はミズキの進学を支援する意向を示し、ライコミ夫婦にこれまでの迷惑料を渡そうとしましたが、夫は受け取らず、ライコミに向けて暴言を吐きます。人の気持ちが分からない夫を見兼ねたライコミの娘ヒマリは、「ママが我慢する必要はない」と夫との別居を勧め、ミドリもヒマリを卒業まで預かると提案しますが…。
■黙り込む妻を見て夫は…■夫との離婚を決意!■お互い離れた場所にいても"理想の隣人”夫との別居や離婚…そんな簡単に決断はできず、どうするべきか悩んでいたライコミを見て、夫は「俺に寄生して生きていくしかないんだ!」と嘲笑います。
その瞬間、すぐに答えが出たライコミは、夫に平手打ちをし離婚を宣言しました。吹っ切れたかのようにすぐに荷物をまとめ、息子シロウのもとへ。
そして、ヒマリはミドリの家で卒業まで面倒を見てもらうことにしました。
ライコミは家を出る決意をさせてくれたこと、ミドリは実家から救いだしてくれたことをお互いに感謝して、さらに絆を深めた2人なのでした。
きっとこの2人なら、支え合ってどんな困難も乗り越えていけることでしょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
(新垣 ライ子)