※このお話は作者神谷もちさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
ひとみの親友・あみかは、ラウンジで出会った47歳・年収5億円のイケメン会社経営者と付き合い始める。すると、映画の約束をドタキャンしたり、ひとみの好みの男性を否定したりと、別人のように嫌な女になってしまう。違和感をおぼえたひとみは「彼はやめたほうがいい」と忠告するが、あみかは「嫉妬してんだ?」と取り合わなかった。
大学でも嫌味な言動を連発して友人を失い、ラウンジ孃の先輩からは「遊ばれてる」と嘲笑されるあみか。だが、彼氏から「卒業したら結婚しよう」と言われ、すぐさま退学届を提出。理想の結婚生活に胸を弾ませるが、ある時、帰宅すると部屋がグチャグチャに荒らされていた。そして、テレビに彼氏が逮捕されたというニュースが映し出されて…。








彼氏が逮捕されたというニュースを見て、あみかは青ざめます。
天国から地獄とは、まさにこのことで…。
お金のこと、家のこと、これからの生活のこと…一気に不安が押し寄せます。そして、誰かに助けを求めようと思ったとき、ようやく友達を失ってしまったことに気づくのです。
(神谷もち)