鶏肉といえば、もも肉、むね肉、ささみなどがメジャーですが、「せせり」や「ハラミ」という部位はご存じでしょうか? 焼肉店では見るけどよく知らない、という方もいるかもしれません。

今回はそんな
「せせり」や「ハラミ」など部位別の絶品レシピ3選をご紹介します。それぞれのお肉の特徴も解説。
いずれも希少部位なので、スーパーで見かけたらラッキーです。さっそく買って、おいしく調理しましょう。
【調理時間10分】絶品! 簡単10分 せせりの炒めもの ぷりぷり食感を堪能絶品!簡単10分 せせりの炒めもの ぷりぷり食感を堪能 by西川 綾さん
【材料】(1人分)鶏肉(せせり) 50g
塩コショウ 少々
ピーマン 1/2個
<調味料>
麺つゆ 大さじ 1
柚子胡椒 少々
サラダ油 適量
【作り方】1、鶏肉は塩コショウで下味をつける。ピーマンはヘタと種を取り、幅5mmの細切りにする。
2、フライパンにサラダ油を中火で熱し、鶏肉を炒める。火が入ればピーマンを加えてサッと炒め、混ぜ合わせた<調味料>の材料で味を調える。

せせりの旨味たっぷりの脂がピーマンにからんで絶品です。コクがあり、やみつきになるおいしさ。調味料にユズコショウを入れるため、後味は爽やかです。調理時間はわずか10分。忙しい日のお弁当やおかずにすぐ作れて便利です。
【せせり】とは? ほど良い弾力と濃厚な味わいが特徴
鶏の首部分の肉で、別名は「小肉」。運動量の多い部分なので、筋肉質でプリプリ食感です。シンプルな塩焼きから焼鳥や野菜炒めなど、どんな料理にもマッチします。脂が多めなので、焼く際は油を使わないか量を控えめにしましょう。
【お弁当のおかずやおつまみにも◎】鶏ハラミの塩焼き鶏ハラミの塩焼き
【材料】(1人分)鶏肉(ハラミ) 100g
塩コショウ 少々
モヤシ 1/2袋
ピーマン 1/2個
塩コショウ 少々
【作り方】1、鶏肉に塩コショウをしておく。ピーマンは細切りにする。
2、フライパンに分量外のサラダ油を中火で熱し、鶏肉を2〜3分炒め、モヤシ、ピーマンの順に入れて炒め合わせ、塩コショウで味を調える。

シャキシャキ食感を残すため、モヤシとピーマンを入れた後は手早く火を通しましょう。ジューシーなハラミはやみつきになる味わい。やや歯応えがあるため、小さなお子様が食べる場合は、細かく切ってあげると食べやすくなりまよ。
【ハラミ】とは? 独特なコリコリ食感の希少部位
1羽から10gほどしかとれないと言われる希少部位で、鶏の腹筋にあたります。コリコリ食感で、お肉とホルモンの中間といった味。噛み応えがあり、ジューシーなのが特徴です。
【好みの風味にアレンジできる】鶏肉の塩焼き鶏肉の塩焼き
【材料】(4人分)鶏肉(薄切り) 300g
酒 大 1
塩 適量
サニーレタス 2~3枚
レモン 1/2個
しょうゆ 適量
サラダ油 大 1
【下準備】1、鶏薄切り肉は、酒を全体にからめ、塩を振り掛ける。

2、レモンは4つに切る。
3、サニーレタスは食べやすい大きさにちぎって水に放ち、水気をきる。
【作り方】1、フライパンにサラダ油を中火で熱し、鶏薄切り肉を並べ、両面焼き色が付く位まで焼く。

2、器にサニーレタスを敷き、鶏肉を盛り合わせ、レモンを添える。
鶏肉本来の旨味を堪能できるシンプルな塩焼き。焼く前にお肉に酒を振ることで、しっとりと柔らかな仕上がりに。こってりを楽しみたいときはそのまま、さっぱり味わいたいときは、レモンをキュッと搾りましょう。サニーレタスの上に盛り付ければ見た目も豪華に!
【鶏うす切り】とは? 食べやすいサイズで時短に役立つ
鶏しゃぶや鍋料理用に
薄くスライスして売られている鶏肉のことです。スーパーでよく売られているのはもも肉のスライスなので、1枚が薄く、プリプリとした食感。包丁いらずで、そのまま料理できるのも魅力です。
■見つけたら購入して味わいたい!今回は鶏肉の部位別レシピをご紹介しました。いずれもスーパーであまり見かけない部位ですが、精肉店で出会える可能性があります。また、
通販であればいつでも購入可能です。どの部位もジューシーな味わいで、お酒のおつまみにもぴったり。ぜひ一度お試しください!
(Lily-bono)