大根料理のレパートリーが少なくて困っている方、必見!
今回は、
人気のアレンジレシピ、フライ・ステーキ・大根もちをご紹介します。

いずれも
15分以内で作れて超簡単です。
部位ごとに違う大根の特徴も分かりやすく解説します。
■大根は部位別に使い分けるのがおすすめ! 大根は大きく分けて、葉に近い部分から
上部・中心部・下部に分けられます。
一番甘みが強いのは上部で、みずみずしいのが特徴。生食に適していますが加熱してもおいしいですよ。
中心部は加熱するとやわらかさが増すため、ステーキや煮物に向いています。
下部はやや繊維が多く、辛みが強いのが特徴。加熱調理する際は、筋っぽさが気にならないようにスライサーなどで細く切ると食べやすいです。
【材料2つで作れる】大根スティックフライ大根スティックフライ
【材料】(2人分)大根 6cm
片栗粉 大さじ 2~3
塩 小さじ 1/2
青のり 適量
揚げ油 適量
【下準備】1、大根は皮ごと1cm角の棒状に切り、片栗粉をまぶす。
【作り方】1、170℃に熱した揚げ油に大根を入れ、カリッとするまで揚げる。熱いうちに塩と青のりを振って器に盛る。

切った大根に片栗粉をまぶして揚げるだけの簡単アレンジレシピです。外側はカリカリ、中はみずみずしく、新食感を楽しめます。レシピでは塩と青のりで味付けしていますが、大根を焼肉のタレやニンニクじょうゆに浸してから揚げてもOK。下味に浸す際は、揚げる前に水分をしっかり切ってくださいね。
【こんがりジューシー】大根ステーキ大根ステーキ
【材料】(2人分)大根 10cm
固形スープの素 1個
水 400ml
ベーコン(厚切り) 2枚
ニンニク(薄切り) 1片分
<ソース>
バルサミコ酢 大さじ 2
砂糖 小さじ 1
しょうゆ 大さじ 1
バター 10g
塩コショウ 少々
サラダ油 少々
パセリ(刻み) 適量
【下準備】1、大根は4等分の輪切りにし、皮をむく。鍋に水と固形スープの素、大根を入れ、やわらかくなるまで煮る。ベーコンは半分に切る。
【作り方】1、フライパンにサラダ油とニンニクを中火で熱し、水気をきった大根とベーコンを並べて両面をこんがりと焼き、取り出す。

2、(1)のフライパンに<ソース>の材料を入れ、弱火でトロミがつくまで煮つめる。

3、大根にベーコンを挟んで器にのせ、<ソース>をかけ、パセリを散らす。

大根は淡泊なので、焼いただけだと物足りないことが。こちらのレシピはコンソメで煮てから焼くため中心までしっかり味がしみますよ。表面をこんがり焼いたら、同じフライパンでバルサミコ酢ベースのソースを作りましょう。深い味わいのソースとジューシーな大根が格別のおいしさです。
【余さず活用】大根もち大根もち
【材料】(2人分)大根 3cm
ベーコン 1枚
白ネギ 1/4本
水 50ml
上新粉 大さじ 3
片栗粉 大さじ 1
塩 少々
ゴマ油 適量
【作り方】1、大根は皮をむきせん切り、ベーコン、ネギはみじん切りにする。小鍋に大根、ベーコン、水を入れ蓋をして弱火で大根が柔らかくなるまで約5分程度煮る。
大根は、正味100g(2人分)のもの、ベーコンは1枚約25gのものを使用しています。大根の水分量によって水の量を調整してください。焦げ付き注意。

2、火を止め、上新粉、片栗粉、白ネギと塩を加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。耐熱容器にラップを敷く。

3、耐熱容器に(2)を流し入れ電子レンジで固まるまで約4分加熱する。固まったら取り出し、4等分(2人分)にし、フライパンにゴマ油を熱し、両面こんがりと焼く。
全体に固まっていればOK。
【このレシピのポイント・コツ】電子レンジは600Wを使用しています。
大根の水分量によって、水の分量を調整してください。粉っぽさが残るようなら水を少しずつ足してください。ベーコンによって塩分量が変わるので、塩は調整してください。電子レンジにかけ、全体が固まっていればOK!
大根が少しだけ余っているときは大根もちにアレンジしてみませんか?下部の硬い部分でもせん切りにしてから煮れば筋が気になりませんよ。レンジを活用するため、失敗しにくいのがポイント。ベーコンの代わりに干しエビやちりめんじゃこでアレンジするのもおすすめです。
■大根のアレンジレシピは簡単絶品! いつもと違った大根の風味を楽しみたい方は、アレンジレシピを作ってみてください。揚げたり焼いたりすると、新しいおいしさを発見できますよ。なかでも、
水分が多くやわらかい冬大根で作るアレンジレシピは絶品。ぜひお試しを!
(ともみ)