節約食材の優等生「ちくわ」。おつまみや副菜にストックしているご家庭も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなちくわを主役に格上げするレシピをご紹介します!

串揚げや蒲焼き、きんぴらと、どれもちくわのおいしさを存分に味わえるレシピを厳選。
ちくわの栄養素やカロリーもぜひチェックしてくださいね。
■ちくわの栄養素は? カロリーは高い? 普段食べられることが多い焼きちくわには、私たちの体の構成に欠かせない
タンパク質が豊富に含まれています。
脂質が少ないのも特徴で、100gあたりに0.4g含まれています。同量のさつま揚げの脂質量が2.4gなので、ちくわは
高タンパク低脂質な食材と言えます。
ちくわのカロリーは
100gあたり107kcal。一般的なちくわは1本42g程度で45kcalでそれほどカロリーは高くないものの、塩分が多く含まれているため食べすぎには気をつけましょう。
【ビールのおともに!】ちくわのカレー串揚げちくわのカレー串揚げ
【材料】(2人分)ちくわ 3本
<衣>
小麦粉 1/2カップ
カレー粉 小さじ 2
卵 1個
ニンニク(おろし) 少々
パン粉 1カップ
ドライパセリ 少々
ピクルス(キュウリ) 適量
揚げ油 適量
【作り方】1、ちくわは長さを半分に切り、さらに縦半分に切る。3切れずつ串に刺す。揚げ油を170℃に熱し始める。

2、<衣>の材料をよく混ぜ合わせ、固い場合は分量外の水を加えてトロンとするくらいに合わせる。1の串を通して、パン粉をからめる。

3、170℃の揚げ油に入れ、表面に揚げ色がついたら油をきってドライパセリを振る。器に盛ってピクルスを添える。
【このレシピのポイント・コツ】ちくわが半分くらい浸かる深さの油を準備する。
衣のサクサク感とちくわのもっちり食感が楽しい串揚げ。衣にカレー粉やおろしニンニクを加えるため、パンチが効いた味付けに仕上がります。少ない油で揚げ焼きにできるのもうれしいポイント。後片付けがラクチンで、何度もリピートしたくなりますよ。
【丼アレンジも絶品】ちくわの蒲焼きちくわの蒲焼き
【材料】(2人分)ちくわ 4本
キュウリ 1本
粉山椒 適量
<調味料>
しょうゆ 大さじ 3
みりん 大さじ 3
砂糖 大さじ 2~3
【作り方】1、ちくわは縦半分に切る。キュウリはせん切りにして、器に広げておく。

2、フッ素樹脂加工のフライパンに<調味料>の材料を入れ、強火にかける。焦げないようによく混ぜ、沸騰したら弱火にしてちくわをからめる。

3、全体にからまったら(1)のキュウリにのせ、お好みで粉山椒を振る。

ちくわを主役にしたいなら、蒲焼きがイチオシ。しょうゆ・みりん・砂糖を火にかけ、ちくわをからめるだけの簡単レシピです。甘辛いタレのちくわの旨みが一体となり、抜群のおいしさ。そのままでも、ごはんにのせて丼にしても良いですよ。
【お弁当の副菜に】ちくわとレンコンのきんぴらちくわとレンコンのきんぴら
【材料】(1人分)ちくわ 1本
レンコン 40g
酢 少々
ゴマ油 小さじ 1
<調味料>
酒 小さじ 1
砂糖 小さじ 1
しょうゆ 大さじ 1/2
みりん 小さじ 1
赤唐辛子(刻み) 少々
すり白ゴマ 適量
【作り方】1、ちくわは斜め切りにする。レンコンは皮をむき、厚さ3mmの食べやすい大きさに切り、酢水に放って水気をきる。<調味料>の材料を混ぜ合わせる。
2、フライパンにゴマ油を熱し、(1)のレンコンを炒める。すき通ったらちくわを加え、さらに炒め合わせる。

3、<調味料>を加え、汁気を飛ばすように炒め合わせ、最後にすり白ゴマを振る。
【このレシピのポイント・コツ】おかずはよく冷ましてからフタをしましょう。
ちくわ1本と少量のレンコンで作るきんぴらは、お弁当の副菜に喜ばれる一品です。レンコンに火が通ったらちくわを加え、甘辛く味付けします。ちくわだけでは物足りない、というときもこれなら満足できますね。
■節約食材のちくわを主役に!ちくわはコンビニやスーパーで手軽に買えるうえ、
低価格なのが魅力。さらに栄養もあるので、主役として食卓に登場させる機会を増やしたいですね。
香り豊かな衣をが特徴の串揚げ、2工程で作れる蒲焼き、甘辛味がやみつきになるきんぴらなど、ご紹介したレシピをぜひ試してみてください!
(ともみ)