※このお話は作者ツムママさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
小さい頃から完璧な母親になることを夢見ていたペキ子は優一と結婚。ついに妊娠するが、急激な変化を見せるようになる。有名ブロガーのうそくさい言葉を信じ、体調管理などの対策でつわりが来ないようにできると言い出す。さらにその対策を、妊娠していない夫にも一緒にやってほしいと要求。優一が戸惑い会社の先輩たちに相談するとペキ子が「妊娠ハイ」で、つわりが来れば努力ではどうにもならないと気づくのではないかと言われる。それに納得した優一だったが、帰宅するとペキ子がトイレで吐いていて…。
■つわりが来たんだね!

■俺が支えるから…

■吐いてない!?

帰宅すると、トイレからペキ子が吐いている様子が聞こえてきて…。
つわりが来れば、ペキ子が信じているブロガーたちの言葉に振り回されることなく、努力でどうにもならないということに気づくと思っていた優一。つわりが来たと確信し、ホッとします。
早速やさしい優一はペキ子に「大丈夫?」と声をかけ、食べられそうなものがあるかどうか、さらに自分を頼ってほしいことを告げ、ペキ子をそっと抱きしめるのですが…。
しかし、ペキ子は「吐いてなんかないですけど」と答え…。
これって…、つわりを認めなければつわりが来てないのと一緒ってこと!?
※実話をベースとしたフィクションです。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
(ツムママ)