■お餅の形って…?私は本当に自分の興味がないものへの認知がおおらかすぎると、新年早々感じた。

9歳の息子きったんが「餅は四角も丸もどちらも好き」というのだ。
あんこもきなこもどちらも好きなら分かるが、形…?
餅にそんな変化、あったっけ?
息子の発言をきっかけに新年早々、餅の形に疑問を持ち始めた。
するとどうだろう、自分の記憶の中での餅は四角であることに気づいた。
「餅を描いてください」と言われたら四角い餅を描いてしまう。

私の記憶でスタンダードな餅の形は四角なのになぜか今、口にしている餅は丸である。
「鏡餅は丸だが新年から食べる餅も丸かったっけ?」「餅の形ってどういう理由で種類があるの?」と気になったので調べてみた。
すると…
■息子のおかげで知ることができた!
私が見た記事では日本地図の東と西でぱっつんときれいに「丸派」と「四角派」で別れていたので、何らかの理由でお正月を大移動しない限りは違う形の餅と出会うことはなさそうである。
ちなみにこの餅の形に見る東西の違い、世間では一般常識くらい知れ渡っていることなんだろうか。
もしそうならば今知ることができてよかった。
そして毎年餅を手作りしている義実家から大量にいただくのだが、餅をいただき続けて15年にして今年初めて…

ありがとう〜!!
正月〜3月くらいまで自宅の冷凍庫の3分の1を牛耳っていた餅が、長年の理想であった年始7日までの間にきれいさっぱりなくなってくれた。
おかげで冬休み中に肉も魚も普段通りにたくさん買え、フードロスが何よりのストレスな私にとっては大変ありがたい2025年を切れた。
そんな2025年。
私にもある変化が訪れた。それは…
■いつも避けてきたのに…

毎年おせちに必ずといっていいほどいる緑の丸いやつ。
初めて見たときは「芽キャベツ?」と思ったのだが(いろいろツッコミたいね)
一口食べたら「ぉぉぉぉぉ…」と口内プチパニックが起こってしまった。
酸っぱいような甘いようななんともいえぬ不思議な味…。
それ以来、なんとなーく避けてきた緑の丸いやつなのだが、今年何の気なしに食べてみたらまー! 香りがよくて、みずみずしくおいしいこと!
ほかのおせちの具の箸休めにぴったりだし、緑茶と一緒に食べたら最高!
もうさ、「緑茶と合う」という感覚がわかった辺りで立派な中年の仲間入りですわよね。
ちなみにこの緑の丸いのは「若桃の甘露煮」というらしく、おせちの意味は「いつまでも若々しくいられるように」という意味だそう。
これがうまいと感じるお年になった今、大変懇願する願いが込められていてますます好きになった。
年々おせちがうまいなぁと思い、年々食べたら食べた分以上に肥えるお正月を送っている。
皆さんはどんなお正月をお過ごしでしたか?
やっと普段の日常に戻った感がある今、体調を崩さぬよう「いつまでも若々しくいられるように」2025年も頑張りましょう〜!
なんかいつもと違ってうまく締めくくれた気持ちになっているユキミです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
(ユキミ)