※このお話は作者ツムママさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
妊娠した途端、ペキ子はかねてから調べていた根拠のないつわり対策を信じ、夫の優一の声をまったく聞かず暴走するようになってしまう。しかし、優一はペキ子がお腹で「子どもを育ててくれている」と思って、人に迷惑をかけることなどダメなこと以外は目をつむるのだった。そんな中、妊娠初期に相談に乗ってもらった職場の先輩ふたりに呼び出された優一はその後の報告をすると、「奥さんが異常だって気づいてるんでしょ?」「離婚したら?」とまで言われてしまう。
■なぜそんなひどいことを!?

■子どもが生まれる前だから…

■子どもと引き離す!?

「見切りをつけて離婚したら?」と強く主張する先輩に、なぜここまで言われるのか優一は混乱する。
今、ペキ子のお腹には自分たちの子どもの命が宿っていて、その子をペキ子が育てている状態。
妊娠させたのは自分だし、子どもには何ひとつ悪いことをしていないのに離婚なんて考えられない…。
すると先輩は、まだ子どもがお腹にいて生まれてないから悪いことを何もできないだけと…。
「悪いこと言わないから、生まれたら奥さんの診断もらって、子どもと引き離したほうがいいよ」と言うのです…!
そんな先輩に優一はどう答える…!?
※実話をベースとしたフィクションです。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
(ツムママ)