※このお話は作者ネギさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
息子を保育園に預けながらフルタイムで働く主人公・ユナ。月に2回息子を連れて出かけ、リフレッシュする時間をくれる夫に感謝していましたが、夫はその裏で会社の上司・黒利と裏切っていたのでした。ある日曜日、夫は朝から息子と実家へ出かけていきました。翌日義母にお礼の電話をすると、夫が嘘をついていたことが判明。息子のリュックにGPSをつけて次の休みの日に夫がどこへ行くのか確認すると、行き先はとあるマンションでした。後日有給をとった妻はそのマンションまで足を運び、ポストを調べてみると「黒利」という名前を発見。離婚するべきかどうか考えていると、ふと息子が黒利に向かって「ろろちゃ」と口にしていたことを思い出します。夫が息子を連れて黒利の家に遊びに行き、裏切っていたことを確信した瞬間でした…。
■最悪…! 夫はただの人でなし!

■証拠を集めなきゃ…!
■確実な証拠がなかなか手に入らず…


夫の裏切りを確信し絶望する妻ですが、今すぐ問い詰めても、しらばっくれる可能性が高いし、自分がどうしたいかもわからないため、まずは情報収集に徹することに。
夫の鞄にGPSを仕込んでみると、残業と言って帰りが遅い日は必ず黒利の家に通っていたことが判明します。
その後夫のスマホを確認しようとするも、ロックを解除できずに断念…。
なかなか決定的な証拠を掴むことができず、毎日夫の裏切りに悩んだ妻は、心も体も疲弊しきってしまうのでした。
(ネギマヨ)