※このお話は作者ツムママさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
自分の母親のような「完璧な母親」になりたいと、以前から妊娠や子育てについて調べ、お手製の本を作ってきたペキ子がついに妊娠。しかし有名ブロガーの本当とは思えないつわり対策を信じてしまう。そんな様子に危機感を抱きつつも、我が子を育ててくれていると思い遠慮していた夫の優一だったが、ある日それが甘やかしだったことに気づく。そこでペキ子お手製の本を「意味がない」と言って捨てるのだが、ペキ子はかつて母親に「あなたがやることに意味もない」と言われた苦しい思い出がよみがえり…。
■一緒に考えていく!?

■お母さんと同じ…!

■それなら証明すればいい

簡単に呪いが解けるはずもなく…。
優一の「一緒に考えていこう」という、本当にペキ子と子どものことを思って発した言葉を、ペキ子は言葉通りに受け止めることができません。
「優一もお母さんと同じで、私のやることに反対なんだ」
「自分が…、優一が舵を取りたいだけ」
そこでもう優一のことも信じられなくなったペキ子は、決心します。
自分がやっていたことは間違いじゃなかったんだと、証明すればいいのだと…!
ペキ子さん…、どうするつもりですか…!?
※実話をベースとしたフィクションです。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
(ツムママ)