野菜の価格高騰が続き、食費が気になる方は多いのではないでしょうか。
こんなときこそ、
買った野菜を無駄なく使い切って、少しでも節約につなげましょう。
そこで今回は、
「野菜の皮や葉を使った」おかずレシピ3選をご紹介します。
野菜を余すことなく食べ切れるメニューを、ぜひチェックしてみてくださいね。
■野菜の皮や葉を捨てるのはモッタイナイ!野菜の皮・葉・茎などの部分。どこまで食べられるのか分からず、なんとなく捨ててしまっていませんか? 実は、調理次第でおいしく食べ切ることができ、
捨ててしまうのはもったいないです。さらには、普段食べている部分以上に栄養素が含まれていて、風味や食感が良いことも。
捨てる部分を使ってもう1品作れたら、食費の節約になるのはもちろん、栄養を余すことなく摂取できます。ぜひ今日から捨てずに有効活用していきましょう!
【食感が楽しい】大根の皮のポン酢漬け大根の皮のポン酢漬け
【材料】(2人分)大根の皮 1/2本分
ポン酢しょうゆ 適量
ユズ皮 適量
【下準備】1、大根の皮はよく洗い、繊維に沿って長さ4cmの細切りにする。ユズ皮はせん切りにする。
【作り方】1、抗菌袋に大根の皮とユズ皮を入れ、つかるくらいのポン酢しょうゆを注ぐ。空気が入らないように口を閉じ、冷蔵庫で30分程置く。食べる直前に器に盛る。
時間があれば、2時間〜ひと晩置くとさらに味がなじみます。

切った大根が浸かるくらいまでポン酢を入れるだけ! 一晩置くと味がよくしみて食べ頃です。ポリポリとした食歯ごたえがくせになり、箸休めに最適。お好みでユズ皮や鷹の爪など加えても◎です。
【香りがごちそう】ニンジン葉の胡麻和えゴマ!ゴマ!ゴマ!ニンジン葉の胡麻和え
【材料】(4人分)ニンジン葉 1~2束
<ゴマダレ>
白ゴマ 大さじ 4
酒 大さじ 1
砂糖 大さじ 2
しょうゆ 大さじ 1
【下準備】1、ニンジン葉は根元をきれいに水洗いする。(小松菜やチンゲンサイでも美味しくできます)
2、<ゴマダレ>は合わせておく。フライパンに白ゴマを入れて中火にかけ、時々フライパンをゆすりながらゴマを焦がさないように香りよく炒り、すり鉢に入れて粗熱が取れたらお好みの細かさにすって、他の材料と合わせる。(時間がない場合は、すり白ゴマを使うとお手軽ですね)
【作り方】1、たっぷりの熱湯でニンジン葉をゆでて水に取り、粗熱が取れたら軽く水気を絞り、3cmの長さに切る。
根元の砂が取りにくい場合は、根元を切り落として下さい。

2、<ゴマダレ>に1を加えて混ぜ合わせ、器に盛り分ける。

ニンジン葉の爽やかな香りと白ゴマの風味が相性抜群! シャキシャキとした食感が良く、食べ始めると止まりません。ニンジン葉は根の部分よりも栄養満点なので、野菜直売所などで見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。
【ご飯が進む】カブの葉のショウガみそ炒めご飯のお供に カブの葉のショウガみそ炒め
【材料】(2人分)カブの葉 2~3個分
ゴマ油 小さじ 2
<調味料>
みそ 大さじ 1
きび砂糖 小さじ 1
ショウガ(すりおろし) 小さじ 1/2
白ゴマ 適量
【下準備】1、カブの葉は洗い、長さ4〜5cmに切る。<調味料>の材料を混ぜる。
【作り方】1、フライパンにゴマ油を入れて強火で熱し、カブの葉を入れ、しんなりするまで炒める。

2、(1)に<調味料>を入れ、しんなりするまで炒める。器に盛り、白ゴマを振る。
【このレシピのポイント・コツ】カブの葉は小松菜やチンゲンサイでもOK
カブの葉はアクが少なく、シャキシャキとして使いやすい食材。みそ・ショウガ・砂糖で味つけして、しっかり甘辛味に仕上げます。ご飯によく合い、お弁当のおかずにもぴったりです。カブの葉はしなびやすいので、買ってきたらすぐ作りましょう。
■無駄なく使って料理上手に野菜の皮・葉・茎の部分にひと手間加えるだけで副菜に早変わりします。今回ご紹介したレシピは
「普段は捨ててしまう部分」と「調味料」のみで作れるので、1食あたり10円程度と非常に高コスパ。やらない手はありません!
何かを我慢するのではなく、
買ったものをしっかり食べ切ることも食費の節約につながります。普段は捨てていたものから料理ができて、しかもゴミが出ずに地球にやさしい。何だか料理上手になった気分にもなりますね。ぜひ早速取り入れてみてください。
(川原あやか)