ホーム エンタメ > 今の妻には何も言えないけど…夫が「これだけはやめて」と懇願したことは?【完璧な母親 Vol.44】

今の妻には何も言えないけど…夫が「これだけはやめて」と懇願したことは?【完璧な母親 Vol.44】

※このお話は作者ツムママさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。

■これまでのあらすじ
「完璧な母親になりたい」という夢を持っていたペキ子は妊娠すると、母親になった時のために勉強していた有名ブロガーの怪しい教えを忠実に実践し始める。そこで夫の優一はペキ子の暴走を止めるべく間違った行動を正し、夫婦関係も円満になったはずだった。しかし出産後、有名ブロガーの呼吸法のおかげで安産だったと言うペキ子は、自分が正しかったと主張。1年後、娘を難関大学に行かせるため習い事を複数させるペキ子に優一が意見をすると、「あなたと私は親としての覚悟が違う」と言われてしまう。

■今自分ができること


■勉強は楽しいもの


■約束して…!

ペキ子は「完璧な母親」になるべく、日々努力していました。仕事でなかなか子育てに参加できない優一が何も言えなくなるくらい…。

だから今、将来の娘のために自分ができることはこれしかないと、優一は思いました。

「カンちゃんがもしも…勉強したくないって言い出したらすぐ辞めてほしいんだ」

するとペキ子は母にかつて言われた言葉を思い出します。

「勉強はつらいけれど大人になるために必要だから、嫌いなんてワガママ言わないわよね」と言われた記憶。

そしてペキ子は頭を振ります。優一だけではなく、あの頃の母にも向けて。

「勉強は楽しいものなの」

それは、母へのささやかな反抗だったのではないでしょうか。

ペキ子には母のように完璧な母親になりたいという気持ちとは裏腹に、母と自分は違うという気持ちがあるのかもしれません…。

※実話をベースとしたフィクションです。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。

(ツムママ)

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