※このお話は作者ツムママさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
「完璧な母親になりたい」と小さい頃から夢見てきたペキ子は妊娠すると、完璧にこだわって子育てに迷走。しかし、母親のトラウマから解放され、やっと「完璧じゃなくても娘を愛せる」という答えにたどりつく。そんなペキ子にさんざん振り回されてきた夫の優一はどんな母親でも怒鳴るものと言い、ペキ子にもそういう瞬間がやってくると信じて待っていたと告白。しかしペキ子は優一がなぜそんなことをするのかわからなくて…。
■ずっとメッセージを送って来た

■妻を信じていた夫

■妻は1番良い子



ペキ子の言う通り、首の件は未遂です。
それはケガをしてないとかそういうことでなく、そっと手を添える程度で力は込めていません。つまりはペキ子が脳内で葛藤してただけ…、という状況です。
それを優一はカメラの映像を見てわかっていて、「虐〇を容認していた」とか、そういうお話ではありません。
「完璧じゃなくてもいい」そう心から思えたことで、ペキ子は初めてこれまで優一が投げかけて来た言葉の意味を受け取ることができたようです。
ここまで時間がかかったのはやはり、不器用なペキ子だからこそだったのかもしれませんね。
※実話をベースとしたフィクションです。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
(ツムママ)