■私の地元におしゃれな風が!?
私の生まれた地元は北関東の田舎町である。
これといった名物や名所があるわけでなく、かといって自分が住んでいた頃に比べて過疎化が進んでいるわけでもない。

そんな私の地元だが…

2010年くらいからだろうか。
ちまたでカフェブームが訪れたとき、地元がそのブームにあやかれるとは微塵にも思っておらず大変驚いた。


■最寄り駅からの表示がおかしい!?


最寄り駅からの距離が徒歩30分なんか近い方で80分なんてお店がどんどん出てくる。まだ「入店までの待ち時間」と言われた方がしっくりくる。
最寄り…とは。
ちなみに実家は駅から徒歩50分である。(地図アプリ調べ)
これまた遠い。
だが私の足は軍隊並みに早いので、地図アプリ上徒歩50分のところを徒歩時間35分まで縮めることができる。
田舎で暮らすのにはちょっと役立つ特技である。
しかし「最寄駅からそんな遠いお店に需要何てあるのか…?」と思う方はいるだろう。
あるんですよ!!
我が地元は当たり前に車社会。みんな車移動なので駅歩がどんだけかかろうが関係ないのである。
なんなら駅から離れていた方が土地も広いので、駐車場が完備されていたりする。その方が誰でも気軽に来られるし、田舎では重宝されまくる。逆に駅から近くても駐車場がないお店の方が地元では不便そうに感じる。
ちなみに私が今住んでいる近所には駐車場があるカフェなんぞひとつもない。駐輪場すらない。
そんな私はエブリデイノーカーライフ。
免許を取ってから3回しか道路に出たことがないペーパードライバー。というかもはやドライバーと呼んでもいいか疑問だし、ドライバーとして返り咲く心意気は今のところないので、地元に帰ると徒歩の肩身の狭さにたびたび途方に暮れている。
なので地図上徒歩50分と言われたってエッホエッホと歩くしかないのである。
(ユキミ)