トマトは切ってそのままでもおいしいですが、ちょっと手を加えるだけで驚くほど風味が変わるんです。
今回は、そんな
ひと工夫にこだわった、トマトの簡単アレンジレシピをご紹介します。

トマトが
あっと驚く主役の一皿になり、トマトが
苦手な方も食べやすくなるコツが満載です。ぜひ参考にしてください。
■【トマトが主役】ざく切りトマトのジューシーグラタントマトのほ良い酸味とひき肉の旨味が好相性! あっさりしたミートソース風で食べ飽きず、ご飯にもパンにもよく合います。こんがり香ばしいチーズがからんで、ホワイトソースなしでも抜群の満足感です。
ざく切りトマトのジューシーグラタン
【材料】(2人分)トマト 2~3個
オリーブ油 小さじ 1
合いびき肉 200g
玉ネギ 1/2個
シメジ 40g
<調味料>
ケチャップ 大さじ 2
塩 少々
粗びき黒コショウ 少々
モッツァレラチーズ 80g
ピザ用チーズ 80g
バジル(生) 4枚
【下準備】1、トマトはざく切りにする。玉ネギはみじん切り、シメジは幅1cmに切る。モッツァレラチーズは幅1cmの輪切りにする。オーブンは230℃に予熱しておく。
【作り方】1、オリーブ油を温めたフライパンに玉ネギを入れて中火で炒め、しんなりしてきたら、合いびき肉を加えて炒める。

2、火が通ったら、シメジ、トマト、<調味料>の材料を水分が少なくなるまで炒める。

3、耐熱容器にモッツアレラチーズと(2)を入れ、ピザ用チーズをのせ、230℃に予熱しておいたオーブンで、チーズに焼き色が付くまで焼く。

4、焼き色が付いたら、バジルを飾る。
【このレシピのポイント・コツ】ここではガスオーブンを使用しています。オーブンにより、温度や焼き時間には違いがあるので、ふだんからお家のオーブンの癖を知っておくことをおすすめします。
中身をくり抜いたトマトを器にしてもおしゃれに仕上がりますよ!
■【食べやすさUP】トマトの<アレンジ>レシピ6選トマトの酸っぱさが苦手な方は
加熱するのがおすすめ! 酸味が和らいで甘みと旨味がUPします。お肉やチーズを合わせて、
しっかりとした味つけでカバーするのも工夫のひとつです。
トマトのホイル焼き

トマトをホイル焼きにすることで焦げと煮崩れを防ぐことができます。甘みが増してトロトロ&ジューシーな仕上がりに。チーズとベーコンを合わせれることで、手軽にイタリアンの雰囲気を味わえます。洗い物も少なく、BBQにも最適です。
・トマトの肉詰め

くり抜いたトマトの中に、肉ダネをギュッと詰めて食べ応え満点。中身の果肉は煮汁に活用するため、ひき肉とトマトのジューシな旨味が口の中に広がります。バター醤油のこっくり味で、ご飯とも相性抜群です。
・トマトとアボカドのマヨ炒め

トマトとアボカドは炒めることで柔らかさとコクが増して絶品に! 加熱時間を最小限に抑えること、トマトは水分が飛ぶように強火で炒めることがポイント。味つけは麺つゆ×マヨネーズで簡単に決まります。パクパク食べられる一品です。
・詰め物トマトのオーブン焼き

トマトを器に見立てた、ごちそう感満載のオーブン焼きです。ナイフを入れると旨味たっぷりの肉汁があふれ出し、甘みが増したトマトとマッチ。一度にたくさん焼けるので、おもてなしにもどうぞ。
・トマトと豚肉の卵炒め

ジューシーなトマトを豚肉と卵で炒め合わせ、中華風に仕上げます。手軽な材料で作れて、ボリューム満点なのが魅力。トマトの爽やかさと塩加減が絶妙で、さっぱりと食べられます。熟れすぎたトマトの救済にも◎。
・トマトのおかかじょうゆ和え

生トマトをちょっぴり和風仕上げにすれば、箸休めにぴったりな一品に。野菜ひとつ、和えるだけで面倒な手間なし! 少し時間を置いたほうが、かつお節から出る旨味をトマトに吸収されて、おいしさが増します。
そのまま食べても加熱してもおいしいトマトは、さまざまな料理に大活躍!
手軽に華やかになり、栄養も満点です。ぜひお好みのアレンジを試してみてくださいね。
(川原あやか)