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発酵の手間不要! 炒めるだけで完成する「なんちゃってザワークラウト」


(c) iuliia_n - stock.adobe.com


レストランでソーセージを頼むと、酸っぱいキャベツが添えてあることがありませんか?
それが、ドイツの漬物の“ザワークラウト”です。

この酸っぱさはお酢によるものではなく、“乳酸発酵”によるもの。

この発酵を家庭でやるのは大変なので、私は“お酢”と隠し味の“クミン”というスパイスで、それっぽく作って常備菜に。我が家ではキャベツが余ると必ずといっていいほど、このなんちゃってザワークラウトを作り置きしています。
そして、とんかつや他のフライ、ハンバーグや朝食の目玉焼きなど、結構なんにでも千切りキャベツの代わりに付け合わせています。

地味メニューですが、日持ちがするので、事前につくってホームパーティで出すことも。
普段の食事では、ソーセージやウインナーと一緒に盛ることはありませんが、やはりなんとなく絵になるような!? 気がするので、ホームパーティではセットで出しています。

目立たない存在ながら、さっぱり感が箸休めとして好評で、「これどうやって作ったの?」と聞かれる率が高い、手前みそレシピです。

■ザワークラウト

レシピ制作 管理栄養士 長 有里子



<材料 作りやすい分量>
キャベツ 300g
たまねぎ 1/2個
A塩 小さじ1/2
A酢 大さじ2
Aクミンパウダー 小さじ1/2
オリーブ油 大さじ1

<作り方>
1、キャベツは細切り、たまねぎは薄切りにする。

2、オリーブ油を熱したフライパンでたまねぎを炒め、しんなりしたらキャベツも入れて炒め合わせる。

3、Aの調味料を加え、混ぜ合わせる。

ちなみに、クミンパウダーはどうやって使い切ればいいの? と思われる方が多いと思うので、一言。

クミンはカレー粉の成分です。カレーの良い香りは、このクミンの香りがメインになっているのです。カレーの仕上げにひと振りしてあげると、より風味がたっておいしくなりますよ。

味は子どもでも食べられるよう、酸味は控えめにしています。

(長 有里子)
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