新生活の疲れや気温の上昇で食欲がダウン…なんて日こそ、
ピリッと旨辛い「キムチ」の出番!発酵の旨味とほど良い辛味が食欲を刺激し、元気をチャージできますよ。

そこで今回は、切って和えるだけですぐ作れる
「即席キムチ」と
「スピードおかず」をご紹介。
冷蔵庫に残っているキムチのアレンジにも役立つほか、忙しい日や疲れた日の1品におすすめです。ぜひ参考にしてください。
■手軽な材料で作れる! 白菜の即席キムチ特別な材料がなくても、発酵食品の万能調味料「コチュジャン」を使えば、手軽にキムチ味に。ほど良いコクと辛さでお箸が進みます。完成したらすぐに食べられますが、冷蔵庫でひと晩おくと味がなじんでより美味です。
白菜の即席キムチ
【材料】(2人分)白菜 2枚(150g)
万能ネギ 1本
塩 少々
<調味料>
ニンニク(すりおろし) 小さじ 1/2
ナンプラー 大さじ 1
コチュジャン 小さじ 1
ゴマ油 小さじ 1
きび砂糖 小さじ 1/2
白ゴマ 小さじ 1/2
【下準備】1、白菜は3cm角に切る。万能ネギは長さ3cmに切る。<調味料>の材料をボウルに入れて混ぜ合わせる。
【作り方】1、白菜と万能ネギを抗菌袋に入れて塩少々をまぶし、軽くもんでしんなりさせる。

2、(1)の水気をギュッと絞り、<調味料>のボウルに入れて混ぜ合わせる。器に盛り、白ゴマを散らす。
30分程度冷蔵庫で漬け込むとより美味しくなります。

■キムチの驚くべき効能とは?キムチは辛くておいしいだけでなく、体に良い栄養素がたくさん含まれています。
以下が代表的なキムチの効能です。
(1)腸内環境を整える
発酵食品であるキムチには、植物性乳酸菌がたっぷり。ヨーグルトよりも生きたまま腸内に届き、善玉菌を増やして、下痢や便秘などの症状を改善する働きが期待できます。
(2)血行促進
キムチに含まれる唐辛子の辛味成分「カプサイシン」は体温も血流もUP。新陳代謝を高めたり、内臓脂肪を燃焼させたりするのに役立ちそうですね。
(3)疲労回復
キムチは発酵によってビタミンB群が大幅にUP。ビタミンB1は糖質の代謝を助け、疲労回復効果が期待できます。
(4)美肌
キムチは生のまま漬けるので、熱に弱いビタミンCが残っているのがポイント。抗酸化作用や、肌を健康に保てる可能性があります。
■切って和えるだけ! キムチの<簡単>レシピ5選キムチに食材や調味料を“ちょい足し”するだけで、新しい味わいを堪能できます。マンネリ防止にも役立ちそうです。
キムチのマヨ和え

キムチの辛さとマヨネーズのまろやかさのバランスが絶妙! 辛さが和らぎ、お子様でも食べやすいです。ちくわ入りで食べ応えがあり、コスパも最強。忙しいときのあと1品にもってこいです。
ホタテのキムチ昆布和え

ホタテ貝柱、キムチ、刻み昆布を和えたら、衝撃的なおいしさ! 海の香りと辛味が融合し、旨味が一層引き立ちます。火を使わずにパパッと作れて、ビールのおつまみに最高です。
大葉キムチ

材料2つでご飯泥棒の出来上がり。大葉の爽やかさとキムチのピリッとした辛味が後を引き、暑い季節にぴったりです。チャーハンに入れたり、サムギョプサルに使ったりと幅広いアレンジでも楽しめます。
タコのキムチ和え

旨味の強いタコはキムチと相性抜群! ゴマ油で和えることで味もまとまり、マイルドで風味もUP。キムチのシャキシャキ感とタコのむっちり感もくせになり、ご飯もお酒もどんどん進みますよ。
イカそうめんのキムチ和え

刺身用のイカとキムチを和えれば、手軽に居酒屋メニューの完成。サッと炒めたニラの風味と食感がいいアクセントになり、旨辛でスタミナ満点です。おかずにも、おつまみにも重宝します。
手間をかけずに満足感を得られる「キムチ」のスピードおかずは、これからの
暑い時期に欠かせない存在です。食欲を引き出し、栄養たっぷりなので、毎日の食卓にぜひ取り入れてみてくださいね。
(川原あやか)