物価高が気になる昨今ですが、
比較的価格が安定している野菜のひとつが「ニンジン」です。気候による影響を受けにくいことに加え、貯蔵しやすいことも理由として挙げられます。

この記事では、そんなニンジンを使った
調理時間15分以内の時短レシピ8選をご紹介。節約しつつ栄養バランスも考慮したレシピばかりです!
【アレンジしやすい】本格キャロットラペ 野菜ひとつで簡単本格キャロットラペ 野菜ひとつで簡単
【材料】(作りやすい量)ニンジン 1本
<調味料>
酢 大さじ 3
オリーブ油 大さじ 2
砂糖 小さじ 1
塩 少々
【下準備】1、ニンジンは皮をむいてせん切りにする。
【作り方】1、ニンジンをサッと沸かしたお湯にくぐらせ、すぐザルに上げて水気をきる。

2、<調味料>の材料を混ぜ、ボウルに(1)、<調味料>を入れて和える。保存容器に入れ、冷蔵庫で冷やしながら味をなじませる。
30分くらいで味がなじみます。
【このレシピのポイント・コツ】ディルやフェンネルシードなど、お好みでハーブやスパイスをプラスしても味のアクセントになり、レストランっぽい仕上がりになります。
冷蔵庫で約1週間ほど日持ちします。
酢や塩などでシンプルに味付けしたキャロットラぺは、アレンジしやすいのが魅力。サンドイッチや洋食の副菜にぴったりです。ニンジンに含まれるβ-カロテンは油と一緒に摂ることで吸収率がアップするため、オリーブオイルを少量加えるのがおすすめ。レーズンやナッツを加えたり、ハーブを効かせたりしても美味です。
■コスパ抜群!【ニンジン】の活用レシピ7選・ニンジンピクルス

ニンジンはビタミンが豊富な野菜です。生のまま調味料に漬けるピクルスなら、熱に弱いビタミンをたっぷり摂れるのがポイントです。ポリポリとした食感が心地良く、しっかり噛むことで少量でも満腹感を得られます。冷蔵庫で数日保存できるので、作り置きも◎。ダイエット中の箸休めやヘルシーなおつまみにもどうぞ。
お箸とまらない! にんじんしりしり

材料はニンジンとツナ缶の2つだけ。ツナの油がニンジンにからみ、豊かな旨みが広がります。仕上げに溶き卵でふんわりとまとめたり、粉チーズを振って風味をプラスしたりと、アレンジも自在。野菜が苦手な子どもも食べやすい一品です。
にんじんのきんぴら 飽きずに大量消費

常備菜の定番、きんぴらをニンジンだけで作ります。ニンジンの自然な甘みと食感を最大限に活かすため、やや太めの拍子木切りにしましょう。ささがきや千切りにするよりも食べ応えがあり、冷めても旨みがしっかり残ります。お弁当のおかずにも最適です。ピリッとした辛さを加えたい場合は、炒める際に輪切りの唐辛子を加えてください。
ニンジンと塩昆布きんぴら

凝縮された旨みを持つ塩昆布は、ニンジンのおいしさを引き立てる名脇役。少ない調味料でも味がしっかり決まるため、忙しい日の時短調理にも大活躍します。ほんのり甘めの味付けと塩昆布の塩味が絶妙にマッチして、おかわりしたくなる味わい。水分が少なく、お弁当に詰めやすいのも良いですね。
ニンジンのタラコ炒め

大量のニンジンを消費したいときにイチオシなのがタラコ炒め。細切りにして炒めることでカサが減り、大人数でもたっぷりのニンジンを食べられます。タラコの塩気と大葉の清涼感が、ニンジンの甘みを一層引き立てます。おつまみには、ピリ辛な辛子明太子でアレンジするのもアリです。
コーンキャロット

調理時間わずか5分のスピードレシピは、忙しい日の強い味方。顆粒スープの素とバターで手軽に味が決まるため、ハンバーグやエビフライなどの付け合わせに最適です。水煮コーンがない場合は、冷凍コーンを解凍して使ってもおいしく仕上がります。
キャロットサラダ

ミツバの豊かな香りがアクセントの、ちょっぴり大人な味わいのサラダです。ニンジンとミツバは茹でずに熱湯をかけるだけなので、洗い物が少なく済むのがうれしいポイント。シャキシャキとした食感も楽しめて一石二鳥です。マヨネーズと白みそのまろやかなコクが絶妙にからみ合い、ついつい手が止まらなくなるおいしさ。洋食だけでなく、焼き魚や天ぷらなど和食にも合いますよ。
■ニンジンを活用して物価高を乗り切ろう! 食費を抑えながらも栄養バランスをしっかりと考えたい。
そんなときこそ、ニンジンの出番です! ピクルスやきんぴらなどの保存が利くレシピは、作り置きしておくことで日々の調理時間を大幅に短縮できます。
洗い物を減らしたいときや、暑い日など火を使いたくないときには、電子レンジ調理がおすすめです。ほんのり甘いグラッセのような副菜は、子どもにも喜ばれること間違いなし。賢くニンジンを活用しておいしい食卓を楽しみましょう!
(ともみ)