シラスを塩茹でして乾燥させた「シラス干し」。旨味のほか、塩分も含まれているので、料理に使うと
立派な調味料にもなるんです。

今回は、そんなシラス干しを使った
スピードレシピ7選をご紹介します。
副菜やお弁当のおかずなど、「あと1品」に悩んだときに重宝する簡単レシピをピックアップ。お気に入りの一皿を見つけてみてくださいね。
■【後味さわやか】シラス梅梅肉と大葉でシラスをさっぱりといただきましょう。ご飯にたっぷりのせたり、そのままお酒のおつまみにしたり、マルチに活躍する一皿です。ワカメを足して海藻サラダ風にアレンジしても美味!
シラス梅
【材料】(2人分)シラス干し 大さじ 3
梅肉 少々
大葉 4枚
【下準備】1、大葉は軸を切り取り、みじん切りにする。
【作り方】1、ボウルで全ての材料を混ぜ合わせ、器に盛る。

■【副菜からご飯ものまで】シラス干しスピードレシピ6選釜揚げシラスのだし茶漬け

ご飯の上に刻みのり・シラス干し・おぼろ昆布・ぶぶあられを盛り、だし汁をかけます。だし汁は昆布茶としょうゆで味付けをするので、とても簡単。最後に添えるユズコショウがアクセントになり、全体の味を引き締めます。
シラス干し卵焼き

シラス干しと大葉を入れる、シンプルな卵焼きです。卵焼き器に流し入れたら菜箸で手早く混ぜ、半熟になったところで巻いていきます。巻きすで巻いて形を整えたら、冷めてからカットしましょう。大葉入りで彩りが良く、お弁当のおかずにもぴったりです。
白菜とシラス干しのサッと煮

白菜とシラス干しの煮物はホッとする味。白菜は味が入りやすいように削ぎ切りにします。シラス干し自体に塩分があるので、味見をしながら塩加減を調整しましょう。カロリー控えめで、夜食にしても安心です。
シラス干しとワカメの酢の物

シラス干しといえばコレ! の定番メニュー。味付けは寿司酢を使うため手間いらずです。ワカメは水につける時間が長いとコシがなくなるので、表記の時間を目安に戻しましょう。カニカマを入れて彩りをプラスしても◎です。
カボチャとシラスのゴマ和え

シラス干しとゴマでカルシウム補給にも役立つ一品。カボチャは小さく切って、茹で時間を短縮しましょう。塩分を抜いたシラス干しを使用するため、離乳食にもおすすめです。つぶして片栗粉と合わせて焼く、おやきアレンジも可能。子どもの手づかみ食べの練習にも良さそうですね。
トマトのショウガドレッシング和え

ショウガ&作り置き甘酢のドレッシングでさっぱりと食べられます。シラス干しの塩分があるので、ドレッシングに入れるしょうゆは少量でOK。涼やかな見た目で、暑い季節の献立や箸休めにうってつけです。
■ちょい足しでカルシウムを補おう!実は、
シラス干しのカルシウムは生シラスよりも豊富。さらに、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも含まれていることから、効率良くカルシウムを摂取できる食材と言えます。
いつもの料理にちょい足しするだけで、おいしさも栄養もプラスできるのがうれしいポイント。今回ご紹介したスピードメニューをさっそく試してみてくださいね。
(Lily-bono)