6〜9月頃に旬を迎える「ピーマン」は、
レモン以上のビタミンCを含むとも言われ、薬膳では胃の不調やイライラの緩和に用いられることもあることから、初夏の食養生に適しているとされています。

そこで今回は、
おいしく食べられる「ピーマン」の和え物レシピをご紹介。
どれも15分以内の簡単調理で、手軽に食卓に取り入れられますよ。ピーマンの苦みが抑えられるコツも満載なので、ぜひ参考にしてください。
■【簡単・時短】ピーマンのレンジ和えせん切りにしたピーマンをレンジで加熱したら、調味料で和えるだけ! かつお節の旨味でピーマンの苦みが和らぎ、ご飯との相性も良いです。彩り鮮やかで、食卓のあと1品やお弁当の隙間埋めに大活躍しますよ。
大量消費できる!ピーマンのレンジ和え お弁当にもおすすめ
【材料】(2人分)ピーマン 3個
かつお節 3g
<調味料>
酒 小さじ 1/2
みりん 小さじ 1/2
しょうゆ 小さじ 1
【下準備】1、ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り、せん切りにする。
【作り方】1、ピーマンはサッと水に通し、ぬれたまま耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジで2分加熱して、水気をきる。(ヒント)電子レンジは600Wを使用しています。

2、ボウルに(1)とかつお節、<調味料>の材料を加えて全体に混ぜ合わせ、器に盛る。

■【栄養満点】ピーマンの<和え物>レシピ7選ピーマンと塩昆布のレンジ和え

塩昆布の旨味とゴマ油の風味がしみ込み、ピーマンが無限に食べられると大人気です。レンジでスピード調理が叶うので、忙しくて疲れてしまった日や暑くてキッチンに立ちたくない日にもおすすめ。
ピーマンのゴマ和え

すりゴマの香ばしい風味で食べやすさUP! ピーマンはサッと炒めることで苦みが減り、熱いうちに和えると味がよくなじみます。作り置きしておくと、和食の献立の副菜として重宝しますよ。
ピーマンのたっぷりおかか和え

かつお節の風味が効いた甘辛い味つけで、ご飯との相性バッチリ。ピーマンはゴマ油で香ばしく炒め、しんなりしてきたら調味料を加えます。出来立てはもちろん、冷蔵庫で冷やして食べても美味です。
ピーマンののり和え

だし醤油と焼きのりで和える、やさしい味わいの一品です。ピーマンはサッと茹でることで甘みが引き立ち、シャキシャキに仕上がります。ニラやカニカマなどを加えれば、ボリュームUPして彩りもキレイですね。
ピーマンのカレー和え

ピーマンとベーコンを一緒に炒めて旨味をプラス。自家製カレードレッシングでさっぱりスパイシーに仕上げるため、ピーマンが苦手な方にも食べやすいです。洋風おかずの付け合わせにもどうぞ。
ピーマンのめんたい和え

ピーマンを湯がいたら、明太子と和えるだけなので、最速5分で完成。シャキシャキのピーマンに明太子のしっかりとした旨味が加わって、ペロリと食べられます。ほのかな苦みとピリ辛風味が後を引き、白米とも相性抜群です。
ちくわとピーマンの和えもの

ちくわとピーマンを甘辛の鶏そぼろで和える一品です。ゴマ油が味全体の良いまとめ役に。素朴な味わいですが、ちくわの弾力とピーマンのシャキッと食感がやみつきになります。
■ピーマンの苦みは切り方で変わる!ピーマンは
切り方で味や食感が大きく変わります。ピーマンは縦に繊維が通っているので、横に切ると細胞が壊れ、苦味が流れ出てきます。そのため、苦味を少なくしたいなら、
繊維に沿った「縦切り」がおすすめです。加熱してもシャキシャキとした食感を保つことができますよ。
ぜひ今回ご紹介したレシピを作るときは、切り方にもこだわってみてくださいね。
(川原あやか)