※このお話は作者はちみつこさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。登場人物や団体や建物の名称はすべてフィクションです。
■これまでのあらすじ
春からふたりの娘たちを保育園に入れることが決定。久しぶりにがっつり働こうと決めた母親のまりなだったが、その保育園は第4希望だったこともあり見学をしていなかった。そのため入園説明会が初めての訪問に。説明会では、まず主任の浦谷先生から入園のしおりに記載されている、年齢別で入園準備をしてほしいもののリストを見るよう言われる。そこで、資料を確認するとまりなは「えっ」と声をあげてしまい…!?
■細かく書かれてる…
■手作りじゃなきゃダメ?
■よくぞ言ってくれました!
「汚れ物を入れるポリ袋1枚1枚に名前を書いて…」
「パジャマを入れる袋とお布団カバーは手作りで準備をお願いしています」
準備や負担がここまで多いと、「ちょっと待ってください…」ってなりますよね。
資料を見て驚いたのはまりなだけではなかったようで、ほかの保護者から質問が出ました。
主任からどんな答えが返ってくるのかも不安ですが、この保育園、入園してからも大変な予感…!?
(はちみつこ)