※このお話は作者はちみつこさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。登場人物や団体や建物の名称はすべてフィクションです。
■これまでのあらすじ
保育士として復帰することになったまりなは、娘ふたりの保育園が決まり説明会を訪れる。しかしその保育園は「あたたかみがある」という理由で布団カバーなどは手作りで統一、週1お弁当にオムツの持ち帰りと、保護者の負担が多いのだった。そこで同じく保育士の妹に愚痴ると、妹から「そんなの普通じゃん」と言われてしまう。さらに「まずは保育園に慣れようとしなよ」と喝を入れられるが、まりなには思うことがあり…。
■仕事へ復帰!
■手ぶら登園が特色
■うらやましい…

3月末、以前働いていた保育園に保育士として復帰したまりなは、娘たちの通う保育園との違いをまざまざと感じていて…。
実はまりなの働く保育園は「手ぶら登園が特色」で、用意するのは子どもの着替えのみ。
エプロンやおしぼり、オムツなどは全部リースになっていて、業者が毎日回収してくれるのです。
お洋服が汚れた時やシーツ類も毎週末、園で洗濯してくれて…。
娘たちの保育園のことを思い出し、まりなは「いいなぁ」と思ってしまうのでした。
保育園によってほんとにさまざまなんですね…。
(はちみつこ)