表面上は笑顔で取り繕ってはいるものの、心のどこかがずっと重たいままです。当たり前ですが、ブランドもののバッグを買ったって、私の心が満たされることはありませんでした。
子どものためにもママ友関係を良好に過ごしたいと思い参加していた学校の集まりも、今では気が進まなくなってしまいました。「またみんなに合わせなきゃ」そう思うだけで、心がどんよりとしてしまいまうのす。

集まりのたびに、「また何か言われるかな」「上手く話せるかな」と不安ばかり。楽しいはずの親子のイベントも、どこか苦しく感じてしまう自分がいたのです。
無理をしているせいか、最近は自然と元気が出なくなってきていました。周りのママ友とも距離ができてきた気がして、「もうどうしたらいいかわからない」と思っていた矢先…。

ふいにかけられた「大丈夫?」の一言に思わずドキッとしました。気を張っていた心が少し緩んでいたのです。
ブランドバッグを持ったことで、しばらくは周囲に溶け込もうと必死になっていました。でも、どこかで無理している自分に気付き始めて…。そんなとき、少しだけ心を許せるママ友に本音を打ち明けてみようという気持ちになったのです。

友達の言葉で、少し心の重荷が軽くなりました。「無理しなくていい」そのひと言が、どれほど私を救ってくれたか。みんなに合わせようとしなくても、自分のままでいいのかもしれない。そう思えた瞬間でした。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)