最近、子どもが幼稚園に通うようになってから、ママ友づきあいが増えてきました。同じ年ごろの子どもを持つ親同士、子育ての悩みや日常のちょっとした出来事を気軽に話せる相手がいるのはありがたいこと。
その中でも特に仲良くなった真理子さんとは、よく一緒に公園へ子どもたちを連れて行って遊ばせています。みんなでわいわい過ごす時間は楽しくて、つい時間が経つのを忘れてしまうほどでした。しかし、ある日何気なくSNSを見ていた私は、とても驚くことがあったのです。

投稿された写真を見て、私はしばらく動揺が収まりませんでした。確かに、これは間違いなくうちの子――しかも私には何の相談もなくアップされているのです。真理子さんはいつも明るくていい人だけど、まさかこんな形で子どもの写真を使われるなんて考えもしませんでした。
「せめて一言、聞いてくれればよかったのに…」という思いと同時に、不特定多数の人に見られている不安が押し寄せてきました。どうしたらいいのか、頭の中がぐるぐると混乱しました。
投稿を見つけた瞬間、私は心臓がドキドキして、しばらくスマホから目が離せませんでした。

写真には、公園で遊んでいるうちの子どもと私、そしてママ友達の姿がはっきりと写っていました。もちろん、写った瞬間はただの記念写真だと思っていたし、公に投稿されるなんて想像もしていませんでした。
「これ…本当にうちの子だよね?」と何度も画面を見返してしまいました。不安と戸惑いが込み上げ、どうして真理子さんは事前に一言も声をかけてくれなかったのか、考えずにはいられません。
もちろん、彼女に悪気はないのでしょう。でも、親としてことわりもなく写真が勝手に使われるのは受け入れがたいもの…。
このことをどうやって真理子さんに伝えればいいのか悩みながら、子どものプライバシーについてもっと考えなければと強く思う出来事でした。
そしてこの後、もっと予想していない悲劇が訪れたのです…。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)