私は沙織。SNSでママ友たちの投稿を見るのが日課になってから、みんな楽しそうに子どもの写真や日常をシェアしているのを見ると、無性に悲しくなる自分がいました。理由は私の投稿にはいいねがつかないから…。
そんなとき、フォロワーが多くていいねがたくさん付いているママ友の真理子さんを、どこか羨ましく思っている自分がいました。でも、周囲のママ友はそんな真理子さんのことを良く思っていなかったことがわかったのです。
そこで私は、ある行動を起こしたのです。

決して良いことではないとわかっていても、コメントを投稿したあと、なんとなく胸がスッとした気がしました。
そのスッとした気持ちの奥には、言葉にできない後ろめたさもあったけど、自分の気持ちをうまく整理できないまま、画面を見つめ続けていました…。
朝起きてSNSを開くと、見知らぬアカウントから私の投稿にたくさんのコメントやいいねが付いていました。いつも反応がないこれまでの自分のSNSでは考えられないほどの反応になんだか気持ちが高ぶったように思います。
そのころ真理子さんは…。

「まさか自分がここまで言われているなんて、思ってもみなかった」そんな気持ちでいるのかもしれません。
真理子さんのママ友周辺の誰かがやっているとバレたとしても、私だって特定はできないはず。だって、真理子さんのことを悪く思っている人は私だけじゃないんだから…。
そう思うことで、どこかでバレないから大丈夫だと安心している自分がいました。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)