証拠集めの次は…沙織は法律相談を通じて“証拠をそろえる手順”を知り、夫に気づかれないよう、水面下で静かに動き始めました。 そして次に、彼女が着手したのは…。
夫はリビングでゲームをしていて、ボイスチャット越しに誰かと盛り上がる声が聞こえてきます。その間、私は寝室のクローゼットをそっと開け、少しずつ私物をバッグに詰めていきました。

小さなポーチには、通帳、印鑑、身分証。すぐに持ち出せるよう、必要なものだけをそっとまとめました。
これはもう、「避難計画」と呼んでも差し支えない行動でした。
次に必要なのは、安心な場所
私はこっそり、不動産検索のアプリを開きました。 条件は、たった一つ。「夫が絶対に足を踏み入れない場所」
夫の職場から遠く、セキュリティがしっかりした物件。間取りは1Kで十分です。誰にも気づかれない場所で構わない、必要なのは、安心と自由でした。
この家を出る準備は、静かに始まりました。
“別居”は逃げではありません。“立て直す”ための、私のリスタートなのです。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)