夏の気配が近づくこの時期、
「冷製パスタ」を献立に取り入れてみませんか?
ひんやり&つるんと涼を感じるのはもちろん、見た目もおしゃれで気分が上がります。
トマトなどの夏野菜だけでなく、お肉や魚介なども加えれば、ひと皿で完結する
頼もしい主食に。忙しい日の夕飯にもおすすめです。

そこで今回は、おうちで手軽に作れる、
冷製パスタの人気レシピTOP10をご紹介。
ランキングをチェックして、夏の定番メニューを増やしてみましょう!
【人気NO.1】たっぷり夏野菜の冷製パスタ冷製パスタといえば、やはりトマトが王道。手軽なトマト缶をベースに、ズッキーニ、ナス、カボチャなどの夏野菜を加え、ラタトゥイユ風にさっぱりと仕上げましょう。ベーコンで塩味を効かせ、野菜の旨味がより際立ちます。
たっぷり夏野菜の冷製パスタ
【材料】(4人分)ズッキーニ 1本
ナス 1本
カボチャ 1/8個
玉ネギ 1/4個
水煮トマト(缶) 1缶
ベーコン 2枚
バジル(ドライ) 大さじ 1
塩 少々
粗びき黒コショウ 少々
レモン汁 大さじ 1
オリーブ油 大さじ 1
スパゲティー(カペリーニ) 280~320g
塩 28~32g
【下準備】1、ズッキーニは両端を切り落とし、縦半分に切って幅1cmに切る。

2、ナスはヘタを切り落として縦半分に切り、幅1cmに切る。
3、カボチャは種とワタを取り、1.5cm角に切る。
4、玉ネギは1cm角にする。
5、ベーコンは長さ1cmに切る。
6、水煮トマトがホールの場合は、つぶしておく。
【作り方】1、鍋にオリーブ油を弱火で熱し、玉ネギがしんなりするまで炒め、さらにベーコンを炒める。脂が出てきたらナス、カボチャ、ズッキーニを加えて炒め合わせる。

2、全体にしんなりしたら、塩、粗びき黒コショウ、水煮トマトを加える。煮たったら蓋をして弱火にし、15〜20分煮て火を止め、粗熱が取れたらバジルとレモン汁を加えて混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やしておく。

3、たっぷりの熱湯に塩を入れスパゲティをゆでる。スパゲティは指定時間より1分長めにゆでてザルに上げ、流水で手早く洗って氷水に放つ。全体に混ぜながら冷やし、ザルに上げてしっかり水気をきる。

4、(3)のスパゲティと(2)をからめて器に盛り、分量外のオリーブ油をかける。

【人気NO.2】ツナとトマトの冷製パスタ
火を使わず、ソースは混ぜるだけで超簡単。黄金コンビのツナ×トマトで旨味がありながら、さっぱりとした食べ心地です。オクラを加えることで見た目と食感がUPし、つるりとのど越し良く仕上がりますよ。
【人気NO.3】カニ缶で作る冷製パスタ
「白だし」と「マヨネーズ」を使ったソースが決め手! 簡単なのに風味豊かに仕上がり、レタスやトマトなどのフレッシュ野菜とも好相性。贅沢にカニ缶を使うほか、カニカマやツナ缶を代用してもおいしそうです。
【人気NO.4】ジェノベーゼの冷製パスタ 
ジェノベーゼは冷製パスタにすると風味が別格! ソースはミキサーで手軽に作れます。生バジルの香りが一段と引き立ち、深みのあるおいしさに。たっぷりの粉チーズによって、爽やかさの中にコクと旨味が広がります。
【人気NO.5】フレッシュトマトとバジルの冷製パスタ
トマトとバジルを組み合わせれば、本格的なイタリアンに。バジルの爽やかな香りがトマトの甘みを高めて、サラダ感覚で食べられる一品です。粉チーズとニンニクの香りも食欲を誘います。
【人気NO.6】シーフードパスタ
市販のシーフードミックスでササッと作れて、一皿で大満足! 魚介の旨味とトマトのフレッシュ感をたっぷり堪能できます。レモンをキュッと搾って食べると、爽やかさがUPしてより美味です。
【人気NO.7】トマトと生ハムの冷製パスタ
しっかり冷やしたトマトの冷製パスタに、生ハムと粉チーズを添えてほど良い塩気をプラス。コクと旨味を感じつつも、さっぱりとした後味が魅力です。ニンニクやバジルの風味が効いていて、白ワインとの相性も抜群。
【人気NO.8】トマトと貝柱の冷製パスタ
貝柱缶があれば、簡単ごちそうパスタの出来上がり。缶汁ごと使えば、オイルやトマトのエキスが合わさって滋味深い味わいになります。みじん切りにした玉ネギのサクサク感もいいアクセントに。
【人気NO.9】トマトとエビの冷製パスタ
プリプリのエビとフレッシュトマトを合わせれば、お店で食べるような満足感が得られます。ソースにバジルの風味とパルメザンチーズのコクを効かせることで、食欲をかき立ててくれる味わいに。
【人気NO.10】アボカドとサーモンの冷製パスタ
潰したアボカドにツナやマヨネーズを混ぜたソースが絶品! 濃厚な味わいの冷製パスタを食べたいときにイチオシです。スモークサーモンを散らすだけで彩りがUPし、おしゃれに仕上がりますね。
■冷製パスタをおいしく仕上げるコツ冷製パスタはカッペリーニやフェデリーニなど
「細麺のスパゲッティ」を使うのがおすすめです。サラッとしたソースでもからみやすく、本格的な味わいを堪能できます。
スパゲッティは茹で上がったらすぐに冷水で冷やし、
水分をしっかり切るのが鉄則。水っぽいと味がぼやけてしまいます。ペーパータオルで水分をふき取っても◎。
また、口に入れた瞬間、ひんやり気持ちの良い冷たさが感じられるように、
ソースは冷やしておくといいでしょう。今回ご紹介したレシピを参考にして、暑い日は冷製パスタで食卓に「涼」を運んでみてくださいね。
(川原あやか)