※このお話は作者はちみつこさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。登場人物や団体や建物の名称はすべてフィクションです。
■これまでのあらすじ
ふたりの娘の保育園が決まり、保育士のまりなは以前勤めていた保育園に復職する。しかし娘たちの園が持ち物は手作りなど、何かと保護者のやることが多く、夫の単身赴任でワンオペのまりなにとってしんどい毎日。そんな中、先生からは保育士ならもっと協力してほしいと言われてしまう。そこで、今夜中に布団カバーの紐つけを終わらせようと焦るまりなだったが、何度も娘が遊んでほしいと催促。ついに大きな声をあげてしまう。
■こんなんじゃダメだ!
■子ども最優先!
■深夜に布団カバー完成!

やらなければならないことが多すぎて、娘に大きな声を出してしまったまりな。そんな自分の言動を「ダメだ」と思い、すぐに娘に謝って一緒に遊ぶことにするのでした。
家では娘たちが最優先であること。たとえ短い時間だとしても、娘たちと過ごす時間を毎日大切にしたい…。
そんな一番大事な思いを改めて胸に刻み、娘たちが寝た後に紐付けを再開。完成したのは深夜でした。
そして朝、娘たちに起こされて時間を見ると…!?
(はちみつこ)