仕事が終わってから家の掃除や食事に洗濯…、すべてに手が回らなくなってしまいました。
妻がいたときはこんなことなかったのに…。ふと昔のことを思い出すと、当たり前のように妻にすべててやってもらっていた日々が思い出されます…。

あの日々のありがたさに、今さら気付いたのです。
自分は何もできていなかったのだと、強く痛感します。感謝の気持ちさえも伝えきれないまま、結局甘えてばかりだったことを後悔しています。
しかも、家族が嫌だと言っていたにも関わらず、みんなの食事を食べ尽くしていたなんて…。
誰もいない静かな部屋で、ふと強い孤独感に襲われました。
洗濯物は溜まりっぱなしで片付ける気力もなく、部屋はどんどん汚れていくだけです。財布を見ても、無駄遣いが重なりお金もなくなっていくばかり…。

このまま何もできない自分でいいのか、そんな自問自答を繰り返していました。ひとりっきりの家は静かすぎて、余計に心の中が沈んでしまいます。何をどう始めればいいのかわからず、ただ時間だけが過ぎていきました。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)