昨今、進化系肉詰めという新ジャンルが登場しているのをご存じですか?
肉詰めと言えばピーマンが定番ですが、
さまざまな食材を活用することで、新たなおいしさを発見できると話題になっています。

そこで今回は、
E・レシピ内で人気の「進化系肉詰め」レシピをご紹介。
ズッキーニやトマトなど旬の食材とのコラボも楽しめますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。
■進化系肉詰めとは?2024年以降、注目を集めている「進化系肉詰め」。定番にとらわれず、
自由な発想で食材と肉ダネを組み合わせる料理のことを指します。特に、カラフルな野菜や形状がユニークな野菜を使用すると、仕上がりのインパクトも抜群。そのため、「映える」料理としても人気です。
物価高が続く中、お財布にやさしいひき肉を活用しつつ、
新しい食感や味わいに挑戦できるのもポイント。
コスパ・おいしさ・見た目の三拍子がそろう進化系肉詰めは、今後も注視したい料理のひとつと言えます。
■【インパクト大!】ズッキーニの肉詰め焼きバナナボートのような見た目がインパクト大の肉詰めです。トロトロとした食感のズッキーニと、ひき肉の旨味がやみつきになるおいしさ。ズッキーニをくり抜いた中身は、スープや煮込み料理に入れて活用しましょう。
ズッキーニの肉詰め焼き
【材料】(2人分)ズッキーニ 2本
<タネ>
合いびき肉 200g
玉ネギ(みじん切り) 1/4個分
卵 1/2~1個
パン粉 大さじ 4
牛乳 大さじ 2
ナツメグ 少々
塩コショウ 少々
小麦粉 適量
サラダ油 適量
<ソース>
ケチャップ 大さじ 3
ウスターソース 大さじ 1
プチトマト 4~6個
【下準備】1、ズッキーニは縦半分に切って耐熱皿に並べ、ラップをして電子レンジで1〜2分加熱する。皮に穴をあけないようにスプーンで中身をくり抜く。(ヒント)くり抜いた中身は、スープや煮込み料理に入れて下さい。

2、<タネ>の玉ネギは分量外のサラダ油でしんなりするまで炒め、塩コショウをして冷ます。
3、<ソース>の材料を混ぜ合わせる。
【作り方】1、ボウルで<タネ>の材料を練るようによく混ぜ合わせ、4等分して軽くまとめておく。

2、ズッキーニの内側に薄く小麦粉を振り、(1)の<タネ>をのせ、さらに表面に薄く小麦粉を振る。手で軽く握るようにしてしっかり<タネ>をつける。

3、フライパンにサラダ油を中火で熱し、(2)の<タネ>側を下にして並べ入れる。全体に焼き色がつくまでしっかり焼き、返す。フライパンに蓋をし、中に火が通るまで7〜8分焼く。

4、器に盛って<ソース>をかけ、プチトマトを添える。

■【今すぐ試したい!】進化系肉詰めレシピ7選トマトの肉詰め

トマトの種部分に肉ダネを詰める一品。くりぬいた部分は、煮込みソースの具として使うので、残しておきましょう。肉ダネは焼いたときに縮むのを考慮して、こんもりと少し盛り上がるように詰めるのが、きれいに仕上げるコツです。
油揚げの肉詰め

外側の油揚げはサクッと香ばしく、中はジュワッとジューシーな食感が魅力の肉詰めです。肉ダネのネギの甘味とショウガの刺激が合わさることで、深みのある味わいに。大根おろしと一緒にさっぱりといただきましょう。ポン酢をかけても◎です。
ゴーヤの肉詰め

輪切りにしたゴーヤに肉ダネを詰める、見た目にもおしゃれな一品。肉ダネにトウモロコシを入れると、ゴーヤの緑とのコントラストが引き立ちます。多めのサラダ油で揚げ焼き風にしましょう。ゴーヤに厚みがある場合は、フタをして蒸し焼きにしてもOKです。
甘長唐辛子の肉詰め

すりおろした高野豆腐を肉ダネのつなぎに使用する、低糖質レシピです。甘長唐辛子のほろ苦さと肉ダネのジューシーさが絶妙なバランス! 詰めた肉側に焼き色をつけたら、ひっくりかえして蓋をして蒸し焼きにすると中までしっかりと火が通ります。
豆腐の肉詰めグリル焼き

真ん中に穴をあけた豆腐に肉ダネを詰めてグリルで焼くだけ! くりぬいた豆腐は肉ダネの具材になるので無駄がありません。つけダレで味付けをした鶏手羽中も一緒にオーブンで焼いて、天板を最大限に利用しましょう。ネギやピーマンなどの野菜を一緒に焼いて添えるのもおすすめです。
肉詰め巾着の炊き合わせ

油揚げに肉ダネを詰めてじっくりと炊き上げる、やさしい味わいの肉詰めです。玉ネギ・シイタケ・セリも一緒に煮込み、野菜とのバランスもバッチリです。噛むとジュワッとあふれる煮汁がたまりません。油揚げは熱湯で油抜きをしてから使いましょう。
レンコンの肉詰め

市販品のつくねを使うから、とにかく簡単! パパッと作りたいときに最適です。レンコンは輪切りにしてから水にさらして、変色を防ぎましょう。レンコンのシャキシャキ食感と、ジューシーな肉の旨味、大葉の爽やかな香りをお楽しみください。
■失敗しない! 肉詰めを作るコツとは?肉詰めをきれいに仕上げるには、
食材と肉ダネをしっかり密着させることが大切です。野菜に小麦粉を振ってから肉を詰めることで、
小麦粉が接着剤の役目に。この際、茶こしを使用するとムラなく均一に振りかけることができます。
また、焼き縮みを考慮して、
肉ダネはこんもりと少し盛り上げて詰めましょう。焼き上がったときに、ちょうど良いボリューム感になりますよ。
これらのコツを押さえて、自分好みの食材で新しい肉詰めにトライしてみてくださいね!
(Lily-bono)