※このお話は作者はちみつこさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。登場人物や団体や建物の名称はすべてフィクションです。
■これまでのあらすじ
保育士のまりなは、自分の園の保護者に寄り添う姿勢を好ましく思っているが、そのせいで何でも頼もうとする保護者にモヤモヤしている。ある日園児のひーちゃんが嘔吐で汚れた物をママに渡すが、ママは園で洗ったり処分してくれないことに不満を持ち、保護者の負担が多すぎると転園。この事件の後、園長先生が何でも受け入れるのではなく、みんなで考えていこうと言うのだった。約1ヶ月後、ひーちゃんママが来て、戻ってきたいと言い出し…!?
■まさか受け入れる!?
■先生、ナイスパス!
■期待してるよね…!

ひーちゃんママのお願いに、園長先生は次に入園するお子さんがもう決まっていると答えます。
それでもなかなか引き下がらない、ひーちゃんママ。
お金が割高になってしまっても、一時保育に通い、欠員が出たときに入れてもらいたいと必死です。
そこで最後は「約束できないから期待しないで」という園長先生の言葉に、ひーちゃんママは思いっきり期待した表情で園を後にするのでした。
(はちみつこ)