※このお話は作者はちみつこさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。登場人物や団体や建物の名称はすべてフィクションです。
■これまでのあらすじ
保護者に寄り添い負担を軽くしようというスタンスの保育園で働くまりなにとって、真逆の負担の重い保育園に娘たちが通っていることがストレス。そんな中、自身の働く保育園で身勝手なママが保護者の負担が多いと退園。だがほかの保育園のほとんどがもっと厳しいと知り、戻って来たいと申し出て来る。まりなは彼らが戻って来るならと退職を決意するが、園長から娘たちをうちの園に転園させないかと声をかけられ…。
■あの保護者じゃなかった!
■もう安心して
■その時インターフォンが!

園長先生! まりなの状況を理解し、ずっと気にかけてくれていたのですね…。
まりなの娘たちをこの保育園で受け入れたいこと、ひーちゃん親子についての方針をハッキリ話してくれました。
「だからもういろいろ安心してね、まりな先生」
園長先生の言葉に、まりなは強張っていた心がほどけていくのを感じるのでした。
しかしその時、インタフォーンの音が!
もしかして…、いや絶対あの人ですよね…? また新たにトラブルの予感が!?
(はちみつこ)