読者から投稿された実体験を、ウーマンエキサイト編集部が漫画化する「本当にあった読者のはなし」。
幼稚園のDVD係の一員になった主人公。不人気の役割、ママ友との軋轢、プレッシャー…。悩みと不安の中で、果たして無事にやり遂げられるのか?
■第二子妊娠初期、つわりがつらい…私は第二子の妊娠が分かり、それと同時につわりも本格的に始まりました。
だんだんと体調が悪くなり、いつも通りに動くことすらつらくて、DVD係の打ち合わせにも何度か顔を出せなくなってしまいました。

吐きづわりと食べづわりに耐えながら、息を整える日々。ただでさえグループの中で浮いている気がしていたのに、これ以上迷惑をかけてしまったら…と焦りと不安で押しつぶされそうでした。
本当は他の誰よりも、子どものために役に立ちたい、頑張りたいという思いは強かったのに、身体がまったく言うことをきいてくれません。
ある日の夜、横になりながらスマートフォンの通知をふと見ると、リーダーのSさんからLINEが入っていました。
■リーダーからの返信は?
その一言に、頭が真っ白になりました。メンバーとの連絡ミスや誘われないランチのこと、これまでの疎外感が一気にフラッシュバックしてきます。
心も身体もギリギリのところでなんとか参加しようと頑張っていたのに、結局は「来なければお金だけ負担して」と冷たく突き放された気がしました。
私は一体、このグループの一員として認められているのだろうか。それとも、ただの数合わせで、都合よく扱われているだけなのだろうか。
妊娠や体調不良は自分の都合かもしれないけど、それでもこんな仕打ちをされるとは思ってもいませんでした。「私、ここにいてもいいんだろうか…」そんな思いが胸の奥で重く沈みます。
それでも私は、自分を責めずにはいられません。不安も孤独もどんどん膨らんでいきますが、それでも子どものために、もう少しだけ頑張りたいと自分自身を必死に励ましていました。
そして、あっという間にDVD記録用に撮影する日を迎えました。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)