ホーム エンタメ > ママ友が私の悪口を?公園の空気が変わってしまった理由<助け合いの落とし穴 5>【ママ友トラブル図鑑 Vol.19】

ママ友が私の悪口を?公園の空気が変わってしまった理由<助け合いの落とし穴 5>【ママ友トラブル図鑑 Vol.19】

■公園の雰囲気がおかしい?その理由は…

数日が過ぎ、公園の空気がどこかよそよそしく感じるようになりました。

挨拶をしても、返ってくる笑顔がどこか薄いのです。



その理由がわかったのは、陽子さんがこっそり教えてくれたときでした。

陽子さんは、公園でたまに会うママのひとり。美月さんとも顔見知りのようですが、一定の距離感を保って付き合っているようでした。



■自己犠牲はもうやめる。自分と娘を守るために

「……美月さんがね、沙織さんのこと、ちょっと言ってるみたい。“冷たい人だった”とか、“自分ばっかり”とか」

まるで胸の奥に冷たい水を流し込まれたような気持ちでした。私は、ただ一度、自分の事情で断っただけだったのに。



「もちろん、沙織さんのこと信じてる人もいるよ。でも、聞く人によっては、そういう話が広まるの、早いから……気をつけて」

「ありがとう……教えてくれて」

私の声は震えていました。けれどその瞬間、心のどこかで、静かに、でも確かに何かが決まったのです。

これ以上、自分のためにも綾香のためにも、曖昧にしてはいけません。優しくすることと、自分を犠牲にすることは違います。

私は、もう、ちゃんと線を引こうと思いました。



※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。


(ウーマンエキサイト編集部)

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