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知るもんか…! でもあの頃の幼なじみの苦しむ姿が思い浮かぶ【ののかさんは許さない Vol.32】

■これまでのあらすじ
ののかはこれまで、幼なじみのありさによって何度も振り回され、嫌な思いをしてきた。特に高校生になってバイト先で再会し前より仲良くなった際は、最終的にありさが自分を利用していることに気づき、関わりを断つのだった。しかしありさからSNS経由でメッセージが来る。そこには謝罪の気持ちと、あの日嘘をついたのは彼氏に怒られると思ったからだと理由が書かれていた。これに対しののかは「知るもんか」思うのだが…。

■知るもんか…!


■だって彼女は嘘をついた…


■彼女に教えてもらったこと

「知るもんか…!」

幼い頃、ありさの家に行って、おばあちゃんにありさが厳しく怒られていたこと。お母さんの前ではいい子で、彼女の父親がいつも不在だってことに気づいていても…。
でも…、それでいいのだろうか?

ののかは思います。
「世の中には、まったく悪びれず、息をするように搾取して来る奴がいるということ」
それを教えてくれたありさは、やっぱり自分が関係を続けていい相手ではないと…。



(あさのゆきこ)

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