■これまでのあらすじ
幼なじみに裏切られ利用されたことが原因で、ののかは友だちにやさしくされても搾取されるのではないかと相手を疑うようになってしまう。相手の厚意を素直に喜び、相手を信じたいと思うのだができずにいた。そんな中、ののかは親しい友だちふたりからプレゼントをもらうが、相手の下心を想像してしまう。やがて、そんなののかの不安や潔癖さのせいで友だちが離れていく。さらに初めてできた彼氏も自分から離れていこうといていた。
■息が詰まるってどういうこと?
■私の権利とは…
■思いやりや愛情って…?

一緒に食事をすればののかが1円単位まできっちり割り勘すること、もっと一緒にいたくてののかを引き止めても終電は絶対逃さないし、授業をサボろうと誘えば「私の授業を受ける権利を奪うんだね」と言われたこと…。
初めての彼氏は、そんなののかに我慢ができなくなったのです。
ののかの過去に何があったかを知ろうとはせず、ののかの「フェアでありたい」「搾取のエサになりたくない」という言動に疲れてしまったのでしょう。
揚げ句に「お前から、思いやりや愛情を感じないんだ」と言い捨てて去って行くのでした…。
(あさのゆきこ)