■「すごいわね」とママ友が褒めてくれたが…瑛子さんの険しい横顔が脳裏に浮かぶ。
数日前張り出された順位表ーー。
その日は、初めて優花が芽依ちゃんの上に名前が載ったのだ。
優花の成長ぶりに驚きつつも純粋に喜んでいると、瑛子さんが話しかけてきた。

そういう瑛子さんは微笑んでいた。
ただ、その笑みに何か薄寒いものを覚え、私は早々にその場を離れた。
■悪鬼のような形相で娘を諭すママ友の姿が…しかし、偶然帰りの廊下で瑛子さんと芽依ちゃんが歩いているのを見つけた私は、思わず物陰に隠れることに。
瑛子さんの表情は険しく、芽依ちゃんにぴたりと顔を寄せ、低い声で何かを言っている。
芽依ちゃんの目は、泣きそうで、でも涙を見せまいと堪えていた。

悪鬼のような形相の瑛子さんを私は止めることができず、ただ、見ていることしかできなかった。
……いや、できなかったんじゃない。
“何もなかったことにしたかった”だけだったのだ。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)