■これまでのあらすじ
ありさは母を置いて実家を出てしまったことを今でも後ろめたく思っていて、時々母の夢にうなされる。そんな自分を受け入れてくれる彼氏は、ありさにとって救いだった。しかし彼は売れない芸人で、生活費をまったく払ってくれない。ある日、何もせず家にいた彼に少しでもお金を出してほしいと伝えると、彼は急にキレ始める。ありさの生い立ちを慰めてあげてるのに思いやりのない女だと言われると、ありさは何も返せず…。
■何も変わらない…
■可哀想になってきた
■私も許す

何も変わらず、晩ご飯はありさが作り、生活費も全部ありさが払う日々。
そんな自分を「彼氏失格」「ありさを幸せにしたいだけ」と泣く彼氏に、じゃあ働いてとありさは思うのですが…。
自分の不甲斐なさに涙する彼を見ていると、かわいそうにもなってきて…。
前の彼女にも散々な言葉を浴びせられていた彼を思い出したのです。
大丈夫、私は見捨てない。だって、こんな私を許してくれたんだから。私も彼を許す。
その思考…、かなり危険です。ありさ、大丈夫でしょうか?
さらに、そんなありさの気持ちを利用してなのか、今度は彼が「お金頂戴!」と言い出して…!?
(あさのゆきこ)