■娘に我慢をさせていることはわかってるけど…けれども、彼女の言葉に、少しずつ、引っかかる言葉が増えてきた。
「優菜ちゃんの送迎って、いつも朝早くて夜も遅いでしょう?」

ズキンと心が痛む。
優奈に我慢させていることはわかっている。けれど、私も夫も働かないと今の生活を維持できない。
彩乃さんに悪気があるわけじゃない、ただの世間話の延長。けれど……
「私は毎日お迎え行けるから、先生ともいろいろ話せて安心なの。やっぱり、子どもは“そばにいる時間”が大事よね」
■専業主婦ママの言葉に逃げ出したくなり…笑顔で言われるその言葉が、じわじわと胸に刺さるようになっていく。
私が娘のためにしていることは、間違っているのだろうか?
自分を責めるような気持ちが、胸の奥に静かに芽を出す。
何か言わないと、とも思うのに、言葉に詰まる。
「ーーっ、すみません。もう行かないと」
「あら、そうよね。ごめんなさい」

にこやかに手を振って見送る彩花さんを背に向け、私は逃げ出すことしかできなかった。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)