ホーム エンタメ > 「たかが1000円じゃん?」お金を返さないママ友の反論にドン引き!<親しき仲にも財布あり 5>【ママ友トラブル図鑑 Vol.56】

「たかが1000円じゃん?」お金を返さないママ友の反論にドン引き!<親しき仲にも財布あり 5>【ママ友トラブル図鑑 Vol.56】

■楽しげな雰囲気の中、大事な話を切り出すと…

園のイベントは、予想以上に盛り上がった。

子どもたちの頑張る姿に拍手と歓声が上がり、保護者たちも一体感に包まれていた。

その余韻が冷めやらぬまま、「せっかくだし、打ち上げしよう!」と声がかかる。

予定通り、カフェの一角にママたちが集まった。

理恵さんも、いつもの調子で明るく笑っていた。

「ほんと、お疲れさま! みんな頑張ったよね〜! いや〜、うちの子のあの姿、泣けた〜!」
「うちも! ビデオ、途中で手が震えちゃって〜」

理恵さんは中心に座り、楽しそうに話題を回す。

その場にいた誰もが、表向きは“いつもの雰囲気”を装っていた。

けれども私は、飲みかけのコーヒーをそっと置き、ゆっくりと立ち上がった。

心臓が少しだけ早く打っていたけれど、覚悟はできていた。



一瞬、場が静まり返った。



■被害者が続々と抗議!理恵さんの反応は?

私の切り出しと共に、周囲のママ達がゆっくり頷くのが見えた。

「……理恵さん。この前のお茶代、そしてその前の分。結局、一度も返してもらってないんだよね」

理恵さんはきょとんとした顔をした後、すぐに笑って言った。



その笑い声が、やけに軽く響いた。

けれど――

「……私も、あるよ」

山下さんが、静かに口を開く。理恵さんが振り向く。

「え?」
「私もね、去年の秋にお茶したとき、理恵さんに『忘れたから払って』って言われた。で、『今度返す』って……でも、結局そのままで」

理恵さんの笑顔が、少しずつ固まっていく。

「私も、です」
「うちも、似たようなことが……」
「そういえば、私も何回か立て替えてるかも」

その場にいた何人ものママたちが、次々と声を上げていく。

まるで堰を切ったように、小さな“違和感”が“共通点”に変わっていった。

「ちょっと待ってよ、何それ!? 寄ってたかって……私を責めてるわけ!?」

理恵さんが声を上げた。笑顔はもうどこにもなかった。

「そんなの、お茶1杯分でしょ!? 私と一緒に過ごせてるんだから、それくらい別にいいじゃない!」

その言葉を聞いた瞬間、私はスッと冷静になった。

この人は、本当に、そう思っているのだ――と。





※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。

(ウーマンエキサイト編集部)

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