カレーといえばインドを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、そのお隣の国
スリランカにも、スパイスとココナッツの香りが際立つ魅力的な
カレーがあり、近年人気が高まっています。

今回は、
スリランカカレーの特徴とインドカレーとの違いのほか、食べ方のポイントや、日本の食卓でも作りやすい
スリランカ風カレーレシピ3選をご紹介。
■スリランカカレーとは?
スリランカカレーは、「トゥナパハ」と呼ばれるコリアンダー、クミン、フェンネル、シナモンなどを調合したスパイスミックスに、ココナッツミルクを合わせて作られる香り豊かな家庭料理です。
インドのカレーと比べると油分は控えめで、さらりと軽やかな口当たり。 野菜や豆、魚、チキンなど具材ごとにカレーを作り分け、それぞれを別々に盛り付けて少しずつごはんに混ぜながら食べるのが一般的です。
■スリランカカレーの特徴
スリランカカレーの特徴は主に以下の3つです。
・豊富なスパイスやハーブトゥナパハと呼ばれるミックススパイスには、コリアンダー、クミン、フェンネル、シナモンなどさまざまなスパイスがブレンドされています。香ばしく炒ってから粉にする「ローストスパイス」に加え、カラピンチャ(カレーリーフ)やランペなどのハーブもよく使われ、豊かな香りと奥行きのある味わいが特徴です。
・ココナッツの風味ココナッツミルクやココナッツオイルを使うことで、まろやかさとコクが生まれ、独特の風味になります。
・多彩な具材魚や鶏肉のカレーに加え、レンズ豆の「パリップ」やナス・オクラなどの野菜カレーも定番。複数の種類を盛り合わせて楽しむのがスリランカ流です。
■スリランカカレーの食べ方
スリランカカレーは、日本のカレーライスのように一皿で完結せず、数種類のカレーと、野菜などを刻んだ「サンボル(Sambol)」と呼ばれる副菜を組み合わせ、ごはんに少しずつ混ぜて食べます。混ぜるほどに味のハーモニーが変化し、最後まで飽きずに楽しめます。
■インドカレーとの違い
インドではナンやチャパティと合わせることが多いのに対し、スリランカではインディカ米と一緒に複数のカレーや副菜を混ぜながら食べるのが主流。また、インドカレーは香辛料と油でコクを出しますが、スリランカカレーはココナッツの風味を生かしたサラサラと軽い仕上がりが魅力です。
■スリランカ風カレーレシピ3選・鶏手羽元のココナッツカレー

骨付きの鶏手羽元からじっくりと煮出した旨みと、ココナッツミルクのまろやかな甘みが絶妙にからみ合う、スリランカ風のカレーです。スパイスの香りが広がり、一口食べるとくせになる味わい。ココナッツミルクの風味が、食卓を少し異国風に彩ります。
・エビとミルクのココナッツカレー

市販のカレー粉をベースに、ココナッツミルクを加えることで、グッと本格的な味わいに。レンズ豆のカレーや炒め野菜を添えれば、まるで現地の食卓のような雰囲気を楽しめます。いつものカレーとはひと味違う、爽やかでコクのある味わいを気軽に堪能できるのがポイントです。
・ツナと豆のココナッツカレー

レンジで手軽に作れるココナッツ香るカレー。ツナを使うため短時間で作れます。ほかのカレーと混ぜながら食べてもおいしいですよ。
スパイスの香りとココナッツのやさしい甘さがたまらない、スリランカカレー。ぜひ今回のレシピを参考にして、おうちでスリランカの味をお楽しみください。
(豊島早苗)