冬の訪れとともに甘みが増す「カブ」。生ではみずみずしく、火を通すととろけるようにやわらかくなる、そのギャップがたまりません。

今回は、
カブの甘みと食感を最大限に引き出す、おすすめレシピを8選ご紹介します。
【葉っぱも活用】箸休めに 簡単カブの塩昆布和え材料はカブと塩昆布だけ! 箸休めやお弁当の隙間おかずにぴったりの和え物です。カブの葉にはβカロチンやカルシウムが豊富なので、捨てずに使うことで栄養価がアップします。カブを塩もみしてから和えると、味がなじみやすくなりますよ。
箸休めに 簡単カブの塩昆布和え
【材料】(2人分)カブ 2個
塩 小さじ 1/4(皮をむいたカブのg数の0.8%)
カブの葉 1~2個分
塩昆布 大さじ 1
【下準備】1、カブは皮をむいて縦半分に切り、さらに縦厚さ5mmに切ってボウルに移し、塩をからめる。

2、カブの葉は分量外の塩を入れた熱湯でゆでて冷水に放ち、粗く刻む。
【作り方】1、カブから出た水気をキッチンペーパーで拭き取り、カブの葉、塩昆布を加えて和えて10分置き、塩昆布がしんなりしたら器に盛る。

■2工程で完成! カブの「漬物」レシピ2選カブの甘酢漬け

漬物の定番、甘酢漬けにレモンの爽やかな香りをプラス。白と黄色のコントラストが食卓に彩りを添えます。やさしい甘さなので、和食はもちろん、カレーや丼ものの付け合わせにも最適です。
お手軽千枚漬け

スライサーを使えば、京都の郷土料理「千枚漬け」が手軽に作れます。まろやかな甘酢に、昆布の旨みと赤唐辛子の辛さが絶妙なアクセント。日がたつごとに味がなじみ、冬の常備菜として重宝します。
■煮ても焼いても! カブの「簡単」レシピ5選カブの酢の物

小さなカブは、皮ごと調理することで、皮のすぐ下にあるビタミンCやアミラーゼなどの栄養を効率良く摂取できます。冬が旬のユズ皮を混ぜると、上品な香りの副菜に。甘さ控えめで、主菜の味を邪魔しないのが魅力です。
カブのサラダ

EVオリーブ油とレモン汁で和える、さっぱりとした洋風サラダ。カブの葉は苦みがあるため、塩茹でしてから和えるのがポイントです。かつおぶしや粉チーズなど、トッピングを変えることでアレンジ自在に楽しめます。
カブの柔らか煮

だしがじっくりしみ込んだやわらかなカブは、寒い日に温まる副菜です。油揚げのコクが効いているため、肉や魚がなくても満足感あり。だし汁にとろみをつけることで、最後までアツアツでいただけます。
ブリとカブのオーブン焼き

カブはオーブン焼きに適した食材です。脂ののったブリと一緒に焼くことで、シンプルながら極上のおいしさに。表面はこんがり、中はみずみずしいカブが、お酒のともにも◎です。塩と粗びき黒コショウで味付けして、素材の良さを活かしましょう。
厚切りベーコンとかぶのソテー 旨味たっぷり

カブを厚切りベーコンとソテーして、ボリューム満点の主菜に。淡泊なカブにベーコンのコクと脂が加わり、食欲をそそる一品です。焼くときにあまり触らず、じっくり火を通すことでこんがり仕上がりますよ。カブの葉は最後に加えて、シャキッと感を残しましょう。ごはんやパン、ワインのおつまみにもおすすめです。
■カブを生食と加熱で使いこなす!カブはくせが少なく、
生食と加熱でまったく異なる味わいを堪能できます。たくさん手に入った場合は、漬物にすれば日持ちして便利です。シャキシャキとした食感を楽しみたいなら、サラダや和え物で。
とろけるようなやわらかさになる加熱料理は、魚や肉と相性が良く、主菜からおつまみまで幅広く活躍します。ぜひ、冬の食卓にカブを取り入れてみてくださいね。
(ともみ)