※このお話は作者神谷もちさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
大好きな彼氏のたくろうと同棲することになり、ちはるは幸せいっぱい。しかし同棲初日に両親がアポなし訪問、そのまま宿泊したことをキッカケに、自分の実家の常識がたくろうには通じず、しかも世間の非常識だということを知らされる。その後もペットボトルを燃えるゴミに出したことを指摘されたちはるだったが、技術の進歩でペットボトルは燃えると主張。たくろうからは燃えて無害だとしてもルール違反だと言われてしまう。
■私が悪かったんだ…

■両親が言っていたのは…

■そのまま信じていた…

ちはるは素直で天真爛漫な性格故に、仲の良い両親の言うことを疑問を持たずそのまま信じて育ってきたのでしょう。
「ペットボトルが燃えるのに、資源ごみとして回収するなんて意味がない」
「国は国民を苦しめるのが趣味」
「ちはるも騙されるな」
大好きな両親のそんな言葉を聞き、素直に「だまされないように気をつけなきゃ」と思ったのでしょう。
そう考えると、ちはるが悪いわけではないのかもしれません。
でも、家族以外の人のいろいろな意見を聞いたり、自分でさまざまな角度から物事を見て考えることができていれば、そうはならなかったのではないでしょうか…。
さて、ちはるとたくろうの今後はどうなる!?
(神谷もち)