お正月の定番、栗きんとんに比べて、身近な材料で手軽に作れるのが
いもきんとんです。サツマイモのやさしい甘みと、しっとりとした食感が後を引きます。

今回は、特別な材料を使わずに家庭で気軽に楽しめる
「いもきんとん」をご紹介。基本からアレンジまで、季節の行事やお茶うけにもぴったりな和スイーツを、ぜひ作ってみてくださいね。
■サツマイモのこし方のコツ 
いもきんとんのなめらかさを決めるのが「サツマイモのこし方」です。蒸す・茹でる・電子レンジで加熱するなど、どの方法でもOKですが、熱いうちに裏ごしするのがポイント。
時間に余裕があるときは、こし器や木べらを使って丁寧にこすと、より上品な口当たりに。一方で、忙しいときはマッシャーでつぶすだけでも十分。少し粗めにつぶすと、素材の風味が引き立ち、素朴な味わいになります。
フードプロセッサーを使う場合は、回しすぎに注意。摩擦熱で粘りが出るため、短時間でサッと仕上げましょう。
■栗きんとんとの違いは? 
華やかで、おせちに欠かせない
栗きんとんは、栗とクチナシの実を使い、栗とクチナシの実で作る黄金色のシロップが特徴。また、色づけや裏ごしなど、手間のかかる工程があります。
それに対して、
いもきんとんはサツマイモだけで作れるシンプルな和スイーツ。素材の甘みとホクホクとした口当たりをそのまま楽しめます。ラップなどで巾着形にまとめれば、見た目もかわいらしく仕上がります。おもてなしや小腹が空いた時のおやつにもおすすめですよ。
■いもきんとん基本の作り方 基本の作り方はいたってシンプル。2センチ程度の角切りにしたサツマイモがやわらかく茹でたら、ハチミツ・塩・砂糖をからめて完成! 基本レシピはサツマイモをこす工程がなく手軽に作れます。まろやかな甘さにやみつきになること間違いなしです。
サツマイモのきんとん
【材料】(1人分)サツマイモ 4cm
砂糖 大 1
ハチミツ 大 1/2
塩 少々
【作り方】1、サツマイモは2cm角に切り塩少々を入れた水に放ちザルに上げ、塩少々とサツマイモがかぶるくらいの水を入れ、強火にかける。煮たったら火を弱め、サツマイモが柔らかくなるまでゆでる。竹串がス〜ッと刺さればOKです。

2、水気を切って、サツマイモに砂糖、ハチミツ、塩を加え鍋を振りながら砂糖が溶け全体にからまったら器に盛る。
■いもきんとんアレンジレシピ・3色きんとん

サツマイモをレンジでチンして時短。熱いうちにつぶして、砂糖と少量の塩を加えて練り上げましょう。サツマイモ、抹茶、紫芋の3色がかわいいです。おもてなしに喜ばれそうですね。
・サツマイモとレーズンのきんとん

レーズンを入れるちょっぴり洋風ないもきんとん。くるみやピスタチオなど、ナッツ類を砕いて入れても◎です。茶巾絞りにしておしゃれに仕上げれば、お弁当のみならず、小腹が空いた時のおやつやおもてなしにも最適。
栗きんとんに比べて手軽に作れる「いもきんとん」は、秋冬のデザートにぴったり。サツマイモの甘みを生かした、どこか懐かしい味わいで、心もホッと和みます。忙しい日でも簡単に作れる和のスイーツを、ぜひ試してくださいね!
(豊島早苗)