滋味深いゴボウの香りと牛肉の豊かな旨みは、
世代を超えて愛される最高の組み合わせです。炒め物や煮物、お弁当のおかずにも大活躍!

今回は、
牛肉をパサつかせない調理のポイントや、食感を楽しむためのレシピ8選をご紹介します。
【フライパンで作る】牛肉と根菜の煮物ゴボウやレンコンなどの滋味深い根菜をたっぷり使った煮物は、心にしみ渡るホッとする主菜です。牛肉は火を通しすぎると硬くなるため、炒めたら一度取り出し、あとから加えるのがやわらかく仕上げる秘訣。厚手の鍋がなくてもフライパンひとつで簡単に作れるのも魅力です。
牛肉と根菜の煮物
【材料】(2人分)牛肉(薄切り) 200g
ゴボウ 1/2本
ニンジン 1/2本
レンコン 10~12cm
キヌサヤ 10枚
だし汁 350ml
<調味料>
酒 大さじ 3
みりん 大さじ 2
砂糖 大さじ 1
しょうゆ 大さじ 2
白ゴマ 適量
サラダ油 大さじ 1
【下準備】1、牛肉は食べやすい大きさに切る。ゴボウはタワシでこすりながら水洗いし、食べやすい大きさの乱切りにする。水に放ち、水気をきる。

2、ニンジン、レンコンは皮をむき、ゴボウくらいの大きさの乱切りにする。
3、キヌサヤは筋を引いて熱湯でサッとゆで、水に取る。粗熱が取れたら水気をきり、大きい場合は半分に切る。
【作り方】1、フライパンにサラダ油半量を中火で熱し、牛肉に焼き色がつくまで焼き、いったん取り出す。

2、残りのサラダ油を中火で熱し、ゴボウ、ニンジン、レンコンを炒め合わせる。

3、全体に炒められたら、(1)とだし汁、<調味料>の材料を加え、強火にして煮たってきたらアクを取る。

4、火を少し弱め、汁気が少なくなるまで煮込んで火を止める。器にキヌサヤと共に盛り、白ゴマを振る。

■ゴボウ×牛肉の【絶品&人気】レシピ4選牛肉とゴボウのオイスター炒め

オイスターソースの濃厚なコクと風味が、ゴボウの香りと抜群の相性を生む炒め物。調味料をからめた牛肉はしっとりやわらかで、ゴボウのシャキシャキとした食感のコントラストを堪能できます。濃いめの味付けは、ごはんもお酒も進みますよ。針ショウガを添えると爽やかさが格段にアップ。
ゴボウと牛肉の甘辛炒め

牛肉とゴボウで作る、シンプルな炒め物は短時間で完成するため、あと1品欲しいときにぴったり。ゴボウは斜め切りにし、歯応えが残る程度に仕上げるのがポイントです。酒・砂糖・しょうゆの基本調味料で味付けするので、料理初心者さんも迷わず挑戦できますよ。辛いのが好きな方は、一味唐辛子を振るアレンジもおすすめです。
ゴボウと牛肉の旨煮

甘辛いだし汁でコトコト煮ると、ゴボウ特有の香りや牛肉の旨みが全体に深く浸透します。味なじみを良くするには、ゴボウは切らずに繊維を断ち切るように叩き割ってくださいね。牛肉は火が通ったら旨みを閉じ込めるためにいったん取り出しましょう。ゴボウが煮えたら鍋に戻すとパサつきを防げます。
牛肉入りゴボウの食物繊維たっぷりきんぴら

お弁当や常備菜の定番、きんぴらごぼうに牛肉をプラス。食べ応えと旨みが格段にアップし、野菜が苦手な子どももこれならモリモリ食べてくれますよ。ピーマンはシャキシャキ感を残すため、彩りを意識して最後に加えましょう。
■ゴボウ×牛肉の【ロール】レシピ3選ゴボウの牛肉ロール

セロリとゴボウを牛肉で巻く、豊かな香りが食欲をそそる主菜です。具材の風味を活かすため、牛肉は塩コショウでシンプルに。セロリの爽快感とゴボウの歯触りの良さで、最後まで飽きずにいただけます。
ゴボウ巻き牛肉のみそ煮

焼くことが多い肉巻きを、みそで煮るアイデアレシピ。ゴボウとニンジンは下茹ですることでやわらかく、小さな子どもでも食べやすいですよ。半分に切って盛り付けると、鮮やかな断面が映え、食卓を華を添えます。
牛肉のお祝いロール

ゴボウやニンジンを煮て味を含ませ、牛肉で巻いてから焼く「八幡巻き」は、末永い繁栄を願う縁起の良い料理として親しまれています。きつめに巻いて焼くと、切っても崩れにくいです。市松模様になるように野菜を並べれば、より華やかで美しい見た目になります。
■食感と旨みが決め手! ゴボウ×牛肉レシピで食卓を格上げゴボウと牛肉の組み合わせは、
香ばしさ、旨み、食感のすべてが揃った最高のコンビです。炒め物から煮物、ハレの日のお祝いロールまで、幅広いレパートリーで活躍してくれます。
牛肉をパサつかせない調理のコツを押さえれば、料理初心者でも失敗知らず。ぜひ、この記事を参考に、滋味深いゴボウを堪能してくださいね。
(ともみ)