中が空洞になっている「油揚げ」は
具材を詰め込むのにぴったり! 開いて袋状に使えば、料理の幅がグンと広がります。
そこで今回は、油揚げの「袋」をおいしく活用したレシピをご紹介。
「こんな食べ方あったのか!」とすぐに試せるアイデアが満載です。ぜひ参考にしてください。
■コスパ最強「キャベツ巾着」の作り方せん切りキャベツをたっぷり詰めて焼くだけ! 表面に焼き色がつけばOKです。シャキシャキ感が心地良く、油揚げとマヨネーズのコクが相まってやみつきになりますよ。ツナ、ハム、チーズなど具材を追加したアレンジもおすすめ。
キャベツ巾着
【材料】(2人分)油揚げ(いなり用) 4枚
キャベツ 1/8個
マヨネーズ 大さじ 1
塩コショウ 適量
【作り方】1、油揚げは1辺を切って袋状にする。キャベツはせん切りにする。

2、マヨネーズ、塩コショウを合わせてキャベツを和え、油揚げに詰めてつま楊枝で留める。

3、フライパンを中火で熱し、(2)を入れて両面に焼き色がつくまで焼く。
【このレシピのポイント・コツ】キャベツに火が通らなくても良いので焼きすぎないようにしてください。
■油揚げの袋はこう使う! 活用レシピ6選簡単・ウマい・コスパ良しの三拍子揃った、油揚げが主役の絶品メニューです。
巾着卵

出汁を含んだ油揚げの中には半熟卵がとろ〜り。少ない材料で作れる、ごちそうおかずです。一緒に青菜も煮ることで、彩り&栄養もUP。甘辛の煮汁がご飯ともよく合い、心身がホッと温まります。
油揚げの袋焼き

油揚げの中に肉あんを詰め込む、ボリューム満点の一品です。こんがり焼けた油揚げとひき肉の旨味がよく合い、みそのコクが後を引きます。不思議と餃子感があって、ビールとの相性が最高です。
油揚げの野菜巻き

油揚げで野菜とチーズをクルクル巻き、肉巻き風にアレンジします。カリッと焼くことで香ばしく仕上がり、甘辛味でお肉に負けない食べ応えに。切り口が華やかなので、お弁当の彩りにもなります。
肉詰め巾着の炊き合わせ

鶏ひき肉で作る、ソフトな肉ダネを油揚げにイン! じっくり炊き上げるため、ジューシーでやさしい味わいです。油揚げのコクと出汁の旨味で、野菜もおいしく食べられます。ヘルシーなのにボリューム満点です。
油揚げの袋焼き・納豆チーズ

常備率の高い食材で作る、超お手軽な一品。納豆とチーズは想像以上に相性が良く、万人に喜ばれる味わいです。一緒にネギやキムチを入れたり、マヨネーズや七味をつけたりしても◎。
油揚げのふわふわ巾着

人気のとろろ揚げの進化系です。油揚げは裏返して詰めることでサクサク感がUPし、中のふんわり生地とのバランスが絶妙。明太子や大葉が味にメリハリを出してくれるので、お酒がグイグイ進みますよ。
■イライラ解消! 油揚げをきれいに開くコツ油揚げの袋がうまく開けず、破れたりボロボロになったりすることがあります。そんなときは
「菜箸を転がす」のがおすすめです。
油揚げの上に菜箸を置いて、押しながら均一にコロコロ転がすだけ。皮の上面と下面の間に摩擦が生じて剥がれやすくなります。半分に切って切り口をめくってみると、スルリと開くはずです。ぜひ試してみてくださいね。
(川原あやか)