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冬の肌のお悩みにこそ、オイルの出番

冬は冷たい風や室内の暖房のおかげで、空気はカラカラ、お肌はカサカサ。乾燥した肌がしわっぽくなるのは悲しいですし、腕や背中が乾燥からくる痒みに襲われるのは本当に困りものです。


うちのダンナも数年来、冬が来るとひどい乾燥性湿疹に悩まされ、一時は掻きむしって血が滲んでしまったことも。ナイロンタオルで体を洗うのを止めさせ、尿素クリームを塗ったり、パジャマをフリースから保湿性の高いコットンに換えたりして少しずつ快方に向かってきたのでした。

ところが今冬は、不思議なことにまだ痒みは来ていない様子。原因を探るとどうも、私のボディオイルの香りが気に入ってよく使っているようなのです。そのオイルはペッパーやローズマリーの精油が配合されたスリミング用で、私がせっせとウエスト回りのマッサージに使っていたもの。

グレープフルーツ精油の香りがとても爽やかなお気に入りです。そういえば減っていくのが早かったような…。それにしてもあれほど毎年、掻きむしっていたのに、この変化はすごい!

それならば…と涙をのんで、せめて私の貴重なマッサージオイルが無駄使いされないよう、ダンナに効果的な使用法を伝授。

オイルは適度な水分と、温度があればほんの少量で全身を包み込むことができます。そこで、お風呂上がりにタオルを使わず、手の平で全身の水滴を払うように落として、肌が乾かないうちにオイルをなじませるのです。オイルはほんの数滴を手の平にのばして、乾燥のひどい箇所からなじませていきます。

この時のコツは、なるべく少量ずつ、数回に分けてなじませること。一度に取る量が多すぎると部分的にギトついたり、サラサラのオイルが手の平からこぼれてしまいます。なじませつつ、軽くマッサージするとなお良いでしょう。

どうでしょう、なじませ終えた頃には水分とオイルがいい感じに馴染んで、全身の肌がしっとり、もちもちになっているはずです。これは、乾燥した肌にクリームを塗り込むよりはるかに手早く、楽にできますよ。

ダンナも、クリームよりヌル付きが無くてさっぱりした使用感がいいと、絶賛! 私も大切なオイルが無駄遣いされずに済んでひと安心!

フェイスオイルを使うときも同じです。適度な水分と、温度があればほんのちょっとのオイルで効果は十分。つまり、洗顔後や化粧水のあと、肌が乾く前に2〜3滴のオイルを手の平で温めて(これ大事)、プッシュするように肌に乗せてあげます。

美容ツウが好むマニアックなアイテムと思われがちなスキンケア用オイルですが、使い方はこんなに簡単。しかも水分を含まないので防腐剤や界面活性剤といった添加物がほとんど入っていないものも多く、肌にとってはごちそうなのです。乾燥が気になる冬にはぜひ手に取ってみてください。


(Kikka)

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