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呼吸法で春のストレスを吹き飛ばす! 

いよいよ新年度が始まりましたが、環境の変化や、新たな人間関係にストレスを感じていませんか? 春は、気候も良くなって気分も上がる一方で、さまざまなストレスを感じやすい季節でもあります。


心と体に疲れや緊張を感じたら、その場ですぐに実践できる呼吸法でのストレス解消がオススメです。

■私たちがしている呼吸とは? 
私たちは24時間絶えず呼吸を繰り返していますが、自分の呼吸に意識を向けたことはありますか? 呼吸には大きく分けて、「胸式呼吸」と「腹式呼吸」の2種類があります。「胸式呼吸」は緊張、興奮時の呼吸で、「腹式呼吸」がリラックス時に行われている呼吸です。

「胸式呼吸」では、肋骨の間にある「肋間筋(ろっかんきん)」という筋肉が動くので、胸とお腹に手をあてて呼吸をしたときに、胸の方が大きく動いている場合は「胸式呼吸」をしているということになります。日中の活動中には主にこの「胸式呼吸」を行っている人が多いようです。この呼吸では、息を口から吸って、口から吐いています。

「胸式呼吸」の状態が続き、さらにストレスで呼吸が浅く、早くなると、上半身がこわばり、肩コリがひどくなったり、過度にエネルギーを消耗して疲れやすくなります。

そこで、ストレス状態が続いた時に、意識的に呼吸を「胸式」からリラックスの「腹式」に切り替えることで、心と体を落ち着かせることができます。

■腹式呼吸の効果
ヨガの呼吸法としても知られる「腹式呼吸」。「腹式呼吸」は鼻から吸い、鼻から吐く呼吸で、呼吸を行う際に、肺の下にドーム状に広がっている横隔膜が上下に動きます。

腹式呼吸をして横隔膜が上下に動くことで、肺と、横隔膜下にある内臓がもみほぐされます。この作用により、効率よく酸素を取り入れて、全身の血液循環をよくし、細胞が活性化され、元気になります。

■腹式呼吸のやりかた
1.背筋をまっすぐにのばす。

2.丹田(へそ下3〜4cmにあるスポットで、昔からここに力を入れると健康と勇気が得られると言われている)に力を入れ、お腹を凹ませながら、鼻から息を吐ききる。体の中の空気をすべて外に出すイメージで。※鼻から吐くのに慣れない場合は口から吐いてもOK

3.丹田に意識を集中し、お腹をふくらませながら、鼻から息を深く吸う。

これを数回繰り返してください。吸うことよりも吐くことにより意識を集中させるとより効果的。緊張やストレスを感じたときにはぜひ、意識的に呼吸を切り替え、腹式呼吸をしてみましょう。しだいに気分がリフレッシュし、リラックスできますよ。
(金沢霞)

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