美肌は女性が抱く永遠のあこがれです。少しでも近づこうと高い化粧品やエステに投資していたり、毎日スキンケアに時間をかけているにもかかわらず、“汚肌”から脱却できずに悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
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そんな方は、もしかしたら基本的なステップを知らぬまま、スキンケア行っているのかもしれません。これから紹介する皮膚科のドクター直伝の“シンプル3STEP”を、ぜひ頭にたたきこんでください!
■1.清潔にする肌には、さまざまな機能がそなわっています。しかし、「汚れを落とす」という機能だけはありません。クレンジングと洗顔という“肌を清潔にするステップ”は、美肌になるための最重要ポイントともいえるのです。
クレンジングの際は、肌をマッサージするように、しっかりと汚れを“浮かせる”ことを意識してください。肌に残った化粧品はクマやくすみの原因となり、汚肌だけでなく老化につながってしまう可能性も。
洗顔は、スキンケアのなかでももっとも重要なステップで、守るべきことがたくさんあります。ひとつめは「摩擦を起こさないこと」。しっかりと泡立ててから、泡に汚れを吸着させるように意識して洗いましょう。
洗顔後のタオルドライも、こするのはNG。タオルに水分をしみこませるように、ふんわりと水気をとることを意識してください。
もうひとつは「すすぎ」です。熱いシャワーを顔に当てていたりしませんか? すすぎにベストなのは、32〜36℃のぬるま湯といわれています。30回を目安に、しっかりと泡を洗い流していきましょう。
クレンジングも洗顔も、手をぬくと肌トラブルを起こしてしまうことも少なくありません。ていねいにおこないましょう。
■2.うるおいを与える肌を清潔にした後は、ダメージに負けない美肌の土台づくりである保湿を、しっかりとおこなってください。
保湿後には、目の下でシットリ具合をチェックしましょう! 手を軽くにぎり、拳を目の下に当てましょう。
一番乾きやすい部分である目の下が「ひやっ」「ムチっ」としていれば、お肌に水分がきっちり入っているサインです。うるおうまで、しっかりと化粧水を入れこみましょう。水分が入りやすいように、美容液やブースターに頼るのもオススメです。
化粧水をバシャバシャとつけるのが面倒という人は、シートマスクに頼るのもいいでしょう。しかし、長時間つけると逆に水分を奪われてしまうため、時間を守って使用するよう心がけてください。
また、水分を入れこんだ後は「フタ」をすることを忘れずに。水分は入りやすいぶん出ていきやすいのです。与えたうるおいを見えないラップで密封するように、そっとクリームや乳液をのせてあげてください。
■3.保護する仕上げにUV対策をして、肌を保護しましょう。365日、毎朝マストで行ってください。室内だからと油断してはいけません。その油断が、乾燥やシミ、しわ、たるみにつながってしまいます。
紫外線対策は、スキンケアの最後のシメと考えておいてください。朝、日焼け止めをぬるまで、美肌をつくるためのスキンケアは終わらないのです。
皮膚科のドクターに教えてもらったこの方法。最初は、筆者も面倒くさいと思っていました。しかし、続けたことで、ニキビ顔から脱却することに成功したのです。
とってもシンプルな3ステップ。毎日意識して続けて、誰もがうらやむ美肌を手にいれましょう。
(辰巳まみ。)