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思春期ニキビと同じ方法はNG 冬にできやすい大人ニキビを撃退する方法とは

汗や皮脂は少ないはずなのに、「毎年寒くなってくるとニキビができる」という人は、意外と多いのでは。じつは、冬は大人ニキビができやすい時期なのです。

頬に手を触れる女性

? utkamandarinka - Fotolia.com



皮脂の過剰な分泌が原因でできる思春期ニキビとちがって、大人ニキビは乾燥や冷えが原因で起こりやすいといわれているからです。原因がちがうと対処法も変わってくるもの。そこで、大人ニキビを撃退するためのケア方法を紹介します。

■冬に大人ニキビができやすい原因とは
空気やエアコンの影響などにより、冬はとくに乾燥しやすいといわれています。

乾燥によって角質層の水分が失われると、肌のバリア機能が低下します。加えて、冷えによりホルモンバランスやターンオーバーのサイクルが乱れると、古くなった角層がはがれおちずに肌にとどまり、毛穴詰まりを起こしてしまいます。

冬のニキビを撃退してキレイな肌を取りもどすためには、乾燥と冷え対策が重要なポイントになるのです。



■適切なスキンケアを心がける
冬ニキビ改善のために、スキンケアでもっとも大切なのは保湿です。「ニキビ=余分な皮脂」と考え、つい顔を洗いすぎてしまう人もいるかもしれませんが、それは逆効果。

洗顔をしすぎると肌に必要な皮脂まで落としてしまい、かえって乾燥してしまうという悪循環におちいってしまいます。

また、入浴時に顔を洗う際には、お湯の温度に注意しましょう。寒い冬のお風呂は、夏とくらべて熱めの温度に設定してしまうことが多いですよね。でも、そのままの熱いお湯で顔を洗うと、やはり皮脂を落としすぎて乾燥を促進させる原因に。

35℃前後のぬるま湯で、ゴシゴシこすらないように注意して、やさしく洗うようにしましょう。洗顔後には、化粧水や乳液などで保湿ケアをすることをお忘れなく。セラミドやヒアルロン酸など、保湿成分がふくまれているものがいいでしょう。

しかし、保湿ケアを気にするあまり、ニキビができている部分に油分が高いクリームを塗ると、悪化させてしまうことがあるので要注意です。クリームや乳液は、ニキビの部分を避けて塗るようにするとよいでしょう。

■冷えを解消してニキビのできにくい肌に
冬はとくに体や手足の先が冷えやすいものですが、肌のターンオーバーのサイクルをととのえるには、血行促進がとても重要。入浴時には湯船にゆっくりとつかる、デスクワークの際はブランケットを活用するといったように、日ごろから体をあたためるように意識しましょう。

とくに入浴は、体をあたためると同時に、毛穴が開いて老廃物を排出しやすくなるため、ニキビ改善には効果大。また、夜寝ている間に体が冷えないように、眠る前に湯たんぽで布団をあたためておくのもオススメですよ。

乾燥や冷えが引きおこす、冬に特有の大人ニキビ。長引かせて悪化させないうちに、しっかりケアをしておきたいですね。
 
 
 
(加藤 朋実)

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